7月12日(日)麻宮好『四十年目の春』
朝起きたら浦和レッズの柴戸海が契約解除されていてなんじゃそりゃと叫ぶ。
掃除を後回しにして朝早く母親の車椅子を押して、父親のお墓参りと散歩。それでも足を止めると汗が噴き出す。そろそろ散歩も難しい季節。
持ち帰った仕事もやる気が出ず、「最後泣いちゃいました。」と精文館書店中島新町店の久田さんからおすすめいただいた麻宮好『四十年目の春』(祥伝社)を読む。泣き虫の私は最後どころかそこかしこで涙をこぼしてしまった。
『四十年目の春』は、たくさんのLOVEが詰まった小説だ。家族愛、兄弟愛、そして夫婦愛。時代小説の良さが、存分に発揮されている。
清四郎という弱き父親に、わが父の姿を思い出す。それに輪をかけて弱い私も重ねてしまう。まるで自分のことのように感じられる小説だ。
そこかしこに大切な言葉も散りばめられており、これは何度も読み返す本になるだろう。






