7月23日(木)100万部の秘密
昼、お茶の水のディスクユニオンでザ・クロマニヨンズ「JAMBO JAPAN 2025-2026」を購入する。
一昨年だかにラジオから流れてきた「キャブレターにひとしずく」を聴いて魂が奮い立ち、しかしザ・クロマニヨンズはApple Musicなどのサブスクはやっていないので、その一回しか聴けずにいたのだ。この度、ライブ版が発売になったと知り、来週に迎える自身の誕生日プレゼントとして買い求めた。
丸善津田沼店を訪問しSさんと話していると、「杉江さんも一緒に飲んだことのあるS出版のIさんからこの間、連絡あってさ。彼女が作った本が、11年かけて100万部達成したんだって」と教えていただく。
そういえばネットのニュースか何かで見たかもと思っていると、「そうやって時間かけて売り続けるってすごいよね。俺たちすぐ見切っちゃうし」と話しを続ける。
言われてみれば2ヶ月や3ヶ月売れなければ私ももうダメかと見切ってしまいがちだし、たとえ売れたとしても11年間販促し続けるのは並大抵の思いではできない。たしかにそうだなあと感心しながらも、実は私は別のところに深く感心したのだった。
100万部の報告をわざわざ書店員さんにするS出版のIさんすごくない!?と。
たとえ本を売り出すときにお世話になったとしても11年も前なのだ。書店員のSさんもその間にあちこち異動されていたし、そのS出版Iさんも本を作っているのだから営業から編集に立場も変わってると思うのだ。
それが100万部達成という最も華やかなときに、初めの一歩を踏み出した頃を思い出し、きちんと報告できるだろうか。
こういう丁寧な仕事をしているからこそ、その本は100万部に辿り着いたのだろう。
来週には私も55歳になる。まだまだ学ぶことばっかりだ。「キャプレターにひとしずく」を垂らし、「フルスイング」でがんばろうと思う。






