9月27日(日)裏の家
5時に目を覚まし、ゼブンイレブンにコーヒーを買いに行く。毎週日曜日の朝だけコーヒーを買いに来る男。
コーヒーを飲みながらゲラと格闘。途中、母親が起きたので朝食の用意などして、どうにか9時前にすべての確認を終える。それにしても今回の仕事の仕方は本当にひどかった。この失敗を糧に今後の仕事のやり方を変えていかねばならない。
雨がやんだので、母親の車椅子を押して、父親のお墓参りと散歩。
散歩の途中、自転車に乗ったおばさんが一度通り過ぎた後に戻ってきて、「杉江さん!久しぶり」と声をかけてくる。母親だけでなく、私に対しても「つぐちゃん」と呼んで親しげに話すが、誰だかさっぱりわからない。調子良く話を合わせていたが、最後までわからず。
しばらく経って母親に「さっき会ったの誰だかわからないで話してたでしょう?」と聞くと、「バカね、Oさんよ」と笑う。
Oさん? それは50年くらい前にわが実家の裏に住んでいた一家ではないか。よくそんなこと覚えていたなと驚く(そしてその晩には忘れていることにさらに驚く)。
Oさんとの会話の中でお墓の話になり、私の父親は近所のS林寺に埋葬したと話したら、Oさんは「うちのお父さんと娘はE福寺なのよ」といったのを、夜、ベッドの中で思い出す。
確か裏の家にはお兄ちゃんと妹がいて、お兄ちゃんは私の一個上だった。ということは娘さんは私より年下ということだろう。顔も名前も覚えていないけれど、それでもきっと幼き頃に路地か庭で遊んだはずだ。





