『センチメンタル リーディング ダイアリー』

著者:@osenti_keizo_lovinson

定価2200円(税込)

2023年6月21日発売

欠点だらけの自分を小説に重ねて生きている。

 

本を読むと、本当かどうか判別できないくらい薄れてしまった、あのときのあやふやな積み重ねこそが、紛れもない僕自身なのだということをもう一度思い出させてくれるのである。

Instagramに綴られた書評にかこつけた自分語り「感傷読書日記」。

#読書好きとつながりたい

■四六判変型並製 ■304ページ
ISBN 978-4-86011-479-4

【著者プロフィール】

@osenti_keizo_lovinson

1974年、東京都生まれ。大学4年時にロッキングオン社の採用試験で書いた文章を褒められたことを真に受け、大学卒業後に音楽ライターとして活動するものの、まったく食っていけず生活費を稼ぐために近所の書店で働き始める。書店員という職業の面白さに目覚め、約12年間勤務した後に退職。2019年にインスタの読書アカウントを開始。通称「おセンチさん」として書評や映画評にかこつけた自分語りを綴っている。本名は平野敬三。

【目次】

『できそこないの世界でおれたちは』11
『平場の月』12
『ゼラニウム』14
『さみしくなったら名前を呼んで』16
『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』18
『水を縫う』22
『東京の異界 渋谷円山町』25
『サキの忘れ物』28
『だまされ屋さん』31
『古道具 中野商店』36
『正欲』41
『おべんとうの時間がきらいだった』44
『AMEBIC』48
『果てしなき輝きの果てに』51
『流浪の月』54
『すべて忘れてしまうから』56
『悲しい話は終わりにしよう』60
『初夜』62
『百年の散歩』64
『悪女について』66
『猫を抱いて象と泳ぐ』71
『アウア・エイジ』75
『震災風俗嬢』78
『星月夜』81
『あとを継ぐひと』85
『自転しながら公転する』89
『最後の命』93
『イン ザ・ミソスープ』96
『ビニール傘』99
『大阪』101
『暗渠の宿』104
『ア・ルース・ボーイ』107
『星を掬う』110
『タクジョ!』113
『夜行秘密』117
『これはただの夏』121
『その姿の消し方』125
『海炭市叙景』128
『光』 132
『終わりまであとどれくらいだろう』136
『真夜中の果物』138
『海鳴り』140
『長いお別れ』143
『あこがれ』144
『きみがつらいのは、まだあきらめていないから』146
『悲しみの秘義』147
『ダーティ・ワーク』149
『たそがれどきに見つけたもの』152
『私たちが好きだったこと』156
『いちばんここに似合う人』159
『母影』163
『ガリンペイロ』167
『アポクリファ』171
『わたしたちに許された特別な時間の終わり』175
『今夜、すべてのバーで』177
『往復書簡 初恋と不倫』180
『逆ソクラテス』183
『息子たちよ』186
『流しのしたの骨』189
『センセイの鞄』191
『眠れない夜は体を脱いで』194
『推し、燃ゆ』197
『持たざる者』200
『愛の顚末』204
『家族最後の日』207
『死にたい夜にかぎって』211
『若者はみな悲しい』215
『小島』219
『愛がなんだ』224
『ガラスの街』228
『悪声』232
『季節風 春』236
『短編集』240
『虐殺器官』242
『永い言い訳』244
『私の男』247
『人でなしの櫻』252
『指の骨』254
『八月の母』258
『死んでいない者』262
『国境の南、太陽の西』266
『捜索者』270
『N/A』273
『クラウドガール』275
『最果てアーケード』280
『夜のピクニック』284
『フルタイムライフ』288
『アレルヤ』292
【あとがき】的なやつ297
【謝辞】302
  

 

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