『何にもしないで生きていらんねぇ』

著者:ECD

定価1680円(税込)

2011年3月16日発売

日本のヒップホップを語る際の最重要ラッパー
ECDの文章仕事十年分 

 

本の雑誌社2011年3月の新刊は、日本語ラップ最重要人物の一人にして小説家・ECDの『何にもしないでいきていらんねぇ』です。

アルコール中毒からの生還、自主レーベルでの音楽活動、サウンドデモ、自伝小説の執筆、結婚と子育て......。
「家族三人が生きてゆくためには昼間の仕事も音楽も文筆も放り出すことはできない。ボヘミアンというと自由とか気ままとかそんな言葉が浮かぶ。(中略)しかし、自由でも気ままでもない。それでもかまわないと思っている」

揺れ動く世界と実人生の中で、おもねらず、いつわらず、考え、書き、ラップし、生活する。熱く、鋭い言葉が詰まったエッセイ集。

ECD(イーシーディー)
日本のヒップホップを語る際の最重要ラッパー。現在は固定給16万円の警備員をしながら、ライブ活動や新譜を発表し、熱狂的な支持を集めている。また『失点・イン・ザ・パーク』(太田出版)、『暮らしの手帖』(扶桑社)など文筆活動も手がけている。

【関連リンク】
コラム「ECDの休日」(PUBLIC-IMAGE内)
「働けECD」(妻である写真家・植本一子氏によるブログ)

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