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1月26日(月)

草祭
『草祭』
恒川 光太郎
新潮社
1,620円(税込)
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 今までも私の生活はサッカーに関する比率が高かったのだが、昨年末に娘が女子サッカーチームに入部し、いちだんとサッカー係数があがってきた。例えばこの土日のスケジュールを書くと、土曜日は10時半から娘のサッカーがあり、途中、初蹴会というカレーパーティーがあり、そして午後は各年代の娘たちとパパチームで試合をしたのである。

 というか娘の所属したチームは頭をサッカーに洗脳されまくったオヤジたちが多く、練習の日も子供たちのサッカーなんて見向きもせず、なぜかスパイクとジャージ着用で現れ、コートの片隅を占領し、自分たちでサッカーをやっているのである。アホかと思ったが、私も二度目から完全装備で練習グランドに向かい、いつもどおり右FWの定位置を確保したのであった。

 この日の親子交流戦でもオヤジたちは真顔で娘たちと張り合い、大人げなく全部勝ってやがる。

 「あいつらはね、すぐつけあがるからこのくらいした方がいいんですよ」

 その言葉にうなづくオヤジたちを私は仲間と呼ぶことにした。

 さて次は日曜日である。この日も午前中は娘のサッカーの練習があり、私は当然完全装備でグランドに立った。オヤジたちは昨日夢中になりすぎたせいか、筋肉痛になりながらもやはりボールを追うのであった。この日は昼に練習が終わり、娘を家に預ける。いや、帰宅させた後、私は、自分の所属するFC白和の初蹴に向かったのである。おおそうだ。書き忘れていたが、前夜は、このFC白和の新年会があり、得点王の私はみんなから祝福され、無理矢理飲み代を無料にして帰ったのであった。

 さあ、今年も得点王だ!と思ってグランドに立ったが、やはり得点王にはマークが厳しくなる。何せ私の敵は、11人ではなく、21人なのだ。自殺クリアーや味方のゴールをノーゴールと言い張った私には、味方は誰もパスをくれない。こうなったら自分で切り開いてゴールを奪うしかないのだが、私はゴール前で、点で合わせるタイプなので、ドリブルなんてできやしない。

 困った困ったと嘆いたいたら、敵のディフェンダーがパスをくれ、今年最初のゴール。味方が誰も祝福してくれないので、ベンチに向かい選手交代。はたして今年の暮れまでこのチームにいられるだろうか。

 通勤読書は、『草祭』恒川光太郎(新潮社)。

 日常とちょっとだけずれた不思議な場所、怪しい人間などが出てくるファンタジーで、これは私がとっても好きな世界である。我が最愛の作家のひとり粕谷知世に相通じるものがある。ああ、「本の雑誌」のベストテンに推したかった......と激しく後悔しつつ奥付を確認したら2008年11月20日だった。次のベストで絶対推薦しよう。というか恒川光太郎の既刊を全部読もう。

 これから営業。

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