4月7日(火)
- 『くまちゃん』
- 角田 光代
- 新潮社
- 1,620円(税込)
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- 『アカペラ』
- 山本 文緒
- 新潮社
- 1,512円(税込)
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- 『ばかもの』
- 絲山 秋子
- 新潮社
- 1,404円(税込)
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通勤読書は『くまちゃん』角田光代(新潮社)。『八日目の蝉』以来すっかり角田さんのファンになってしまったのだが、今回は短編だしと軽く読み始めた私が悪かった。7つの恋愛小説がチェーンのように繋がる連作短編で、すべてふられる話なのだが、全体を通してみると恋愛そのものの成長を描いた長編のようにも読める。
最後から一つ前の「光の子」で終わらせず、「乙女相談室」を入れたところに角田光代の凄みを感じたし、この人物造形の見事さは宮部さんと肩を並べるのではないか。『アカペラ』山本文緒、『ばかもの』絲山秋子とともにここ一年の私的恋愛小説3部作か、って全部新潮社ではないか!
朝から本屋大賞に関する問い合わせやら増刊号の注文やら。発表会よりも翌日の方が大変なのだ。もろもろメールしたり、直納したりして、夜にはどうにか祭りの後始末をつける。
早く帰って走ろう!
最後から一つ前の「光の子」で終わらせず、「乙女相談室」を入れたところに角田光代の凄みを感じたし、この人物造形の見事さは宮部さんと肩を並べるのではないか。『アカペラ』山本文緒、『ばかもの』絲山秋子とともにここ一年の私的恋愛小説3部作か、って全部新潮社ではないか!
朝から本屋大賞に関する問い合わせやら増刊号の注文やら。発表会よりも翌日の方が大変なのだ。もろもろメールしたり、直納したりして、夜にはどうにか祭りの後始末をつける。
早く帰って走ろう!