4月15日(水)
- 『ふるさとの生活 (講談社学術文庫)』
- 宮本 常一
- 講談社
- 950円(税込)
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- >> エルパカBOOKS
日曜日の夜、テレビをザッピングしていたら、私が大変興味を持っているヤノマミが映っていて驚く。あわてて新聞のテレビ欄を見ると、NHKスペシャル「ヤノマミ 奥アマゾン 原初の森に生きる」とあり、すでに開始して5分が過ぎていた。番組としてはそこから見てもわかるだろうが、これは永久保存版として録画しておくものだろう。深く落ち込んでいたところ、よりその落ち込みを深くするように番組が素晴らしく、泣くとか笑うとかそういうレベルでない感動が私を包み、その晩は眠れなかったのである。
ああ、もう一度見たいと、何気なくホームページを検索すると、なんとすぐに再放送することが記されているではないか。というわけで昨晩、無事録画に成功したのである。
通勤読書は、『ふるさとの生活』宮本常一(講談社学術文庫)。
ひとがどうやって生きてきたのか、そういうことに私は大変興味があるので、今、こういう本を読むのが一番楽しい。
★ ★ ★
年末に会った太田出版のMさんから「営業を続けているとつい訪問しやすい書店さんばかり訪問するようになってしまいこれはいかん!と表を作り、自分の営業を管理するようになったんです」と聞いたのがずーっと頭に残っている。そうなのだ、つい自分に甘くなって、楽な方、楽な方に流れちゃうんだよな、ということで本屋大賞も終わったことだし、大いに反省し、ルートどおりにきっちり営業を進める。
途中、たいやきマニアの浦和の紀伊國屋書店のSさんから「コルソのなかの『くりこ庵』のたいやきは、皮厚系だけどその皮がフワフワで冷えても美味いたいやきベスト1だ」と情報を仕入れ、すぐさま向かってしまったのはご愛嬌。私は薄皮派だが、確かにここ『くりこ庵』の皮は暑いけど水っぽさがまったくなく美味かった。たいやきの写真を撮って掲載するつもりが、あまりの美味さに全部食べてから思い出した。
その後は、我が営業の師匠C出版社のAさんから「ちゃんと廻らなきゃあかんよ」と連絡いただいた書店さんを訪問し、大宮へ。
大宮の書店さんを廻りつつ、私の頭の中にあったのは、我が地元・春日部のリブロさんである。
こちらはオープンしてすぐ訪問したきりなっているのだが、担当のNさんは池袋時代からお世話になっており、いつも気になっていたのである。
時計は5時半を差していて、果たしてこれから春日部に行っているであろうか。おまけに雨が降り出していて、私は傘を持っていない。野田線に向かう通路で悩んでいたとき、前述のMさんの言葉が蘇る。野田線の人となる。
なぜか春日部に着くと、私はポケットに手を入れ、がに股になってしまう。背も低いくせに猫背になり、睥睨するようにガンを飛ばす。当時良く聴いていた「Bad Boy Blues」が、i-Podに入っていたので聴くと、突然いろんなことを思い出す。ああ、ここにあった(はずの)ビリヤード場に夜な夜な通っていたのだ。
運良くリブロのNさんはいらっしゃり旧交を温める。
地元は落ち着く。
ああ、もう一度見たいと、何気なくホームページを検索すると、なんとすぐに再放送することが記されているではないか。というわけで昨晩、無事録画に成功したのである。
通勤読書は、『ふるさとの生活』宮本常一(講談社学術文庫)。
ひとがどうやって生きてきたのか、そういうことに私は大変興味があるので、今、こういう本を読むのが一番楽しい。
★ ★ ★
年末に会った太田出版のMさんから「営業を続けているとつい訪問しやすい書店さんばかり訪問するようになってしまいこれはいかん!と表を作り、自分の営業を管理するようになったんです」と聞いたのがずーっと頭に残っている。そうなのだ、つい自分に甘くなって、楽な方、楽な方に流れちゃうんだよな、ということで本屋大賞も終わったことだし、大いに反省し、ルートどおりにきっちり営業を進める。
途中、たいやきマニアの浦和の紀伊國屋書店のSさんから「コルソのなかの『くりこ庵』のたいやきは、皮厚系だけどその皮がフワフワで冷えても美味いたいやきベスト1だ」と情報を仕入れ、すぐさま向かってしまったのはご愛嬌。私は薄皮派だが、確かにここ『くりこ庵』の皮は暑いけど水っぽさがまったくなく美味かった。たいやきの写真を撮って掲載するつもりが、あまりの美味さに全部食べてから思い出した。
その後は、我が営業の師匠C出版社のAさんから「ちゃんと廻らなきゃあかんよ」と連絡いただいた書店さんを訪問し、大宮へ。
大宮の書店さんを廻りつつ、私の頭の中にあったのは、我が地元・春日部のリブロさんである。
こちらはオープンしてすぐ訪問したきりなっているのだが、担当のNさんは池袋時代からお世話になっており、いつも気になっていたのである。
時計は5時半を差していて、果たしてこれから春日部に行っているであろうか。おまけに雨が降り出していて、私は傘を持っていない。野田線に向かう通路で悩んでいたとき、前述のMさんの言葉が蘇る。野田線の人となる。
なぜか春日部に着くと、私はポケットに手を入れ、がに股になってしまう。背も低いくせに猫背になり、睥睨するようにガンを飛ばす。当時良く聴いていた「Bad Boy Blues」が、i-Podに入っていたので聴くと、突然いろんなことを思い出す。ああ、ここにあった(はずの)ビリヤード場に夜な夜な通っていたのだ。
運良くリブロのNさんはいらっしゃり旧交を温める。
地元は落ち着く。