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5月24日(月)

 夜、知人というか友人というか縁のある人の昇進パーティーを、私の出版記念パーティー同様ビックリバージョンで開く。知人には、「新入社員が飲みたがっているので」と誘い出し、約束した池林房で、40人以上の人がこっそり待つという趣旨である。しかもそこには知人が一人で作る雑誌をもじった文集まで用意され、最後には奥さんやお子さんの手紙まで披露するほどの手の込みよう。

 そのほとんどの段取りを本屋大賞実行委員の人たちがやっていたのだが、その姿を見て、8年前に本屋大賞が出来た理由がよくわかった。この人たちの面白がる力、実行力、そしてお祭り好きは、尋常ではない。そして私はいつもそこへ巻き込まれてしまうのだ。

 それにしても一生懸命やっている人は多くの人から応援されるのだ、ということがあらためてわかった夜だった。

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