5月26日(水)
- 『日本の路地を旅する』
- 上原 善広
- 文藝春秋
- 1,728円(税込)
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直行で取次店へ向かいながら2010年度大宅壮一ノンフィクション賞受賞作『日本の路地を旅する』上原善広(文藝春秋)を読む。
路地とは被差別部落のことをさし、著者自身もそこで生まれ育った一人なのであるが、その著者が全国の路地を旅する。重苦しいテーマなのだが、なぜか以前そこにあったはずの文化をたどる旅行記としてふつうに面白く読める。エンタメ・ノンフとはまた違うのだろうが、読み応えがありながらも、読みやすさを兼ね備えている素晴らしいルポルタージュ。
『ミーツへの道』の見本を持って取次店廻り。それほど混んでおらず、無事終了。
昼飯は月に一度の楽しみである、神楽坂・らーめん黒兵衛の味噌ラーメン(野菜入り)。
ジュンク堂新宿店へ移動し、柴崎友香さんの図書カード3万円企画の立ち会い。柴崎さんは「文藝」夏号で長編小説「寝ても覚めても」を、「新潮」6月号では「ハルツームにわたしはいない」を発表されたばかりなのであった。「ハルツームにわたしはいない」では、さっそくiPhoneを小道具として使っており、その使い方が絶妙なのである。iPhoneを使った最初の小説なのではなかろうか。
3万円分(以上!)買い終えた柴崎さんと別れ、一路駒場スタジアムへ!
水曜日の、しかも駒場スタジアムで行われる試合は、日常のなかに突然現れる非日常空間として大好きなのであるが、そこで行われた試合は散々であった。まさに「This is 駒場スタジアム」的なヒドイ内容で、僕らはいったいこんな夜を何回過ごせばいいんだろうかと途方に暮れる。
それにしても今季ワーストの試合が、駒場とは......。
もしや浦和レッズが悪いのではなく、このスタジアムが悪いのではなかろうか。聖地なんていって特別視していたが、実は地中深くに「シュトウタセン」とか「ヤルキナシン」といった有害物質が埋まっており、それが選手に悪影響を及ぼしているのだ。あるいは南米のようにカエルが埋められているのかもしれない。この体たらくはそうとか考えられん!
なんて憤っていたら、バスに乗りはぐれ、ついでに弁当も忘れてきてしまった。
歩いて帰宅。
路地とは被差別部落のことをさし、著者自身もそこで生まれ育った一人なのであるが、その著者が全国の路地を旅する。重苦しいテーマなのだが、なぜか以前そこにあったはずの文化をたどる旅行記としてふつうに面白く読める。エンタメ・ノンフとはまた違うのだろうが、読み応えがありながらも、読みやすさを兼ね備えている素晴らしいルポルタージュ。
『ミーツへの道』の見本を持って取次店廻り。それほど混んでおらず、無事終了。
昼飯は月に一度の楽しみである、神楽坂・らーめん黒兵衛の味噌ラーメン(野菜入り)。
ジュンク堂新宿店へ移動し、柴崎友香さんの図書カード3万円企画の立ち会い。柴崎さんは「文藝」夏号で長編小説「寝ても覚めても」を、「新潮」6月号では「ハルツームにわたしはいない」を発表されたばかりなのであった。「ハルツームにわたしはいない」では、さっそくiPhoneを小道具として使っており、その使い方が絶妙なのである。iPhoneを使った最初の小説なのではなかろうか。
3万円分(以上!)買い終えた柴崎さんと別れ、一路駒場スタジアムへ!
水曜日の、しかも駒場スタジアムで行われる試合は、日常のなかに突然現れる非日常空間として大好きなのであるが、そこで行われた試合は散々であった。まさに「This is 駒場スタジアム」的なヒドイ内容で、僕らはいったいこんな夜を何回過ごせばいいんだろうかと途方に暮れる。
それにしても今季ワーストの試合が、駒場とは......。
もしや浦和レッズが悪いのではなく、このスタジアムが悪いのではなかろうか。聖地なんていって特別視していたが、実は地中深くに「シュトウタセン」とか「ヤルキナシン」といった有害物質が埋まっており、それが選手に悪影響を及ぼしているのだ。あるいは南米のようにカエルが埋められているのかもしれない。この体たらくはそうとか考えられん!
なんて憤っていたら、バスに乗りはぐれ、ついでに弁当も忘れてきてしまった。
歩いて帰宅。