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9月27日(月)

燃えよ剣〈上〉 (新潮文庫)
『燃えよ剣〈上〉 (新潮文庫)』
司馬 遼太郎
新潮社
853円(税込)
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燃えよ剣〈下〉 (新潮文庫)
『燃えよ剣〈下〉 (新潮文庫)』
司馬 遼太郎
新潮社
853円(税込)
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『新徴組』を読んだら新選組が読みたくなり、『燃えよ剣』司馬遼太郎(新潮文庫)を再読。

『竜馬がゆく』と並び称される司馬遼太郎の人気作品だが、以前読んだときに記しをつけたところに同様に興奮を覚える。それは土方歳三と沖田総司が新選組の先行きを話すシーンだ。



「どうなる?、とは漢の思案ではない。婦女子のいうことだ。おとことは、どうする、ということ以外に思案はないぞ」

「男の一生というものは」
 と、歳三はさらにいう。
「美しさを作るためのものだ、自分の。そう信じている」



 ちなみに発行人の浜本の『燃えよ剣』の感想は、「おれさ、これ読んだの高校のときだったんだけど、冒頭の大國魂神社のくらやみ祭りって誰とでもエッチができるんだ!って驚いてさ、大学受かって上京してわざわざ府中に住んだんだよ。それで実際に行ったら、ふつうのお祭りでがっくりして引っ越したんだ。それ以来、司馬遼太郎が嫌いになった」だそうだ。

 事務の浜田が本日までお休みなので、控えめな外回り。

 夜、我らが編集長が、艶めかしい作品を朗読するというので、新宿紀伊國屋サザンシアターのyomyomのイベントへ。その前に江國香織さんと角田光代さんの対談があったのだが、そのテーマが「旅すること、小説を書くこと」で、これはまるで高野秀行さんと宮田珠己さんのタカタマ対談と同じテーマではないか。まあタカタマ対談の場合は「小説が書けない」という話になるのだが......。

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