« 前のページ | 次のページ »

10月12日(火)

原稿零枚日記
『原稿零枚日記』
小川 洋子
集英社
1,404円(税込)
商品を購入する
>> Amazon.co.jp
>> HonyaClub.com
>> エルパカBOOKS
本の雑誌 329号
『本の雑誌 329号』
本の雑誌社
700円(税込)
商品を購入する
>> Amazon.co.jp
>> HonyaClub.com
>> エルパカBOOKS
 6時半起床。朝ごはんは、バナナ、ヨーグルト、豆乳、野菜ジュース、コーヒ。平日は常にこれ。7時半、娘と一緒に家を出る。娘は通学班の待ち合わせ場所に、私は自転車で駅へ。通勤読書は、『原稿零枚日記』小川洋子(集英社)。再読だが、小川洋子の「小説」を読む幸せを噛み締める。この現実からふっと飛躍する幻想の世界がたまらない。通勤音楽は、佐野元春「The Circle」。なぜか小川洋子を読むと佐野元春が聴きたくなる。

 9時、会社に着く。すでに「本の雑誌」11月号が積まれたトラックが停まっており、先に来ていた浜田とともに運び込もうとすると、経理の小林、発行人の浜本と続々と出社してきて、全員で運び込む。搬入日なのに珍しく雨が降らないと喜んでいたら、事務の浜田が「ギャー」と叫び声を上げる。

 なんと助っ人アルバイトが一人もいないとか。これから定期購読者向けに「本の雑誌」を郵送袋にツメツメしなきゃいけないというのに。というわけで、社員全員、ひとまず自分の仕事を投げ出し、ツメツメ作業へ。私は11時のオープンを待って、ジュンク堂書店新宿店へ納品に向かう。

 トンボ帰りで会社に戻りツメツメ作業。私は「本のちらし」を挿し込む係なのだが、工場の息子なので単純作業が好き。昼飯は駅前の京王のパン屋「ルパ」で買ったソーセージパンとたまごパンと野菜サラダ。つい余計に買ってしまったクリームパンを浜田に進呈。

 15時半、ツメツメ作業無事終了。コーヒーを淹れなおし、滞っていた自分の仕事に戻る。宮田珠己さんと中野俊成さんの公開対談「巨大仏なう」の件で三省堂書店成城店のUさんにメールなどした後、時間があまりに中途半端なので、営業に出るのを諦め、12月の新刊(『おすすめ文庫王国』)のチラシや書店向けDM作成に勤しむ。19時半終了。自宅で書いておいた「炎の営業日誌」を3本アップ。

 帰る前に、文化放送「くにまるジャパン」に出ていた発行人浜本茂と雑談。小4の息子が野球とサッカーをやっているが、どうも気持ちがサッカーに傾きつつあるとか。サッカーをやらせなさい、浦和レッズを見に来なさいと進言。

 帰宅途中、浦和レッズサポ仲間のブックサービスのY社長に携帯からメール。最終戦後の飲み会の場所を確認。

 21時帰宅。着替えてランニングへ。結構速いペースで6キロ。朝も昼も夜も走りやすい季節だ。
 風呂に入ってマサージの後、足底筋膜炎の足裏をアイシング。5歳の息子が起きていて、「パパ、僕のジュース昨日飲んだでしょう。僕はものすごく怒っているんだよ。だからかくれんぼしよう」とタンスの中に隠れる。「あれ? どこにいるんだ?」としばらくそのかくれんぼに付き合う。最近息子がカワイイ。晩飯。ぶりの照り焼き。

 食後、ニュースで「日本対韓国」の結果を確認した上、録画しておいたチェルシーVSマンチェスター・シティを見る。私が好きだったベラミーはウェールズのカーディフ・シティFCにレンタル移籍中らしい。あの人も殺しそうなドリブルが見れず寂しい。

 調べ物があったので目黒さんの『笹塚日記』を全作ペラペラと確認したが発見できず。
 というわけで日記も笹塚日記風に。
 1時就寝。

« 前のページ | 次のページ »