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10月13日(水)

野宿入門
『野宿入門』
かとうちあき
草思社
1,080円(税込)
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劇画暮らし
『劇画暮らし』
辰巳 ヨシヒロ
本の雑誌社
2,592円(税込)
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馬鹿者のすべて 1 (ヤングジャンプコミックス)
『馬鹿者のすべて 1 (ヤングジャンプコミックス)』
村岡 ユウ
集英社
555円(税込)
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定本 宮本から君へ 1
『定本 宮本から君へ 1』
新井 英樹
太田出版
1,598円(税込)
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白銀ジャック (実業之日本社文庫)
『白銀ジャック (実業之日本社文庫)』
東野 圭吾
実業之日本社
700円(税込)
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居酒屋百名山
『居酒屋百名山』
太田 和彦
新潮社
1,620円(税込)
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 6時半起床。
「あー学校面倒くさい」という小4の娘に「平日があるから休日が楽しいんでしょ」と諭すと「パパ本気で言ってる?」とファイナルアンサーを迫られる。「うそです」「あー良かった」。

 朝食は前日とまったく一緒のバナナ、野菜ジュース、豆乳、コーヒー。

 通勤読書は『日本サッカー現場検証』杉山茂樹(じっぴコンパクト新書)。全編に渡って「W杯前から本田のゼロトップを推奨していたぼくってすごいでしょ。岡田サンもしかして僕の言うこと聞いてた?」という、今どき個人のブログでもなかなかお目にかかれない自意識が書かれていて気持ち悪い。まあ杉山茂樹の本だから仕方ないか。それにしてもワールドカップイヤーだというのに面白サッカー本が出ないのが嘆かわしい。通勤音楽がAudioslave「Out Of Exile」。

 9時に出社。滞っていた企画と『おすすめ文庫王国』関連でメールを多数送信しつつ、『劇画暮らし』の初回注文〆作業の準備。12時半に会社を出て、昼飯は10号通りの松屋で牛めし小盛りと生野菜。

 中井の伊野尾書店に週末の『野宿入門』かとうちあき(草思社)発売記念「本屋野宿トークショー」のイベント用の書籍『放っておいても明日は来る』を直納。外にはまるでプロレスの興行のようにポスターが貼られていたが、いったいこの路上でどんなトークが繰り広げられるか。高野さんは無事に帰れるのだろうか。

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 伊野尾さんからススメられ『馬鹿者のすべて(1)』村岡ユウ(ヤングジャンプコミックス)を購入。「杉江さん、絶対好きですよ!」と目力満タンで言われたが、これは伊野尾さんのバイブル『宮本から君へ』新井英樹著の系譜を継ぐ漫画だ。不公平のなかでいかに生きるか、そして不公平はいつか解消されるのか。続きが気になるのであった。

 大江戸線で六本木へ。あおい書店のFさんはお見かけできず、青山ブックセンターへ。Mさんといきなり文庫で発売された東野圭吾の『白銀ジャック』(実業之日本社文庫)を指さしながら「もう本はみんな文庫なるのかな......」と話しあう。そんな青山ブックセンターでは古川日出男さんとCoyote編集部がセレクトした本のフェアが行われていた。推薦文は書き下ろしらしい。
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 16時に会社に戻ると20日発売の新刊『劇画暮らし』辰巳ヨシヒロの見本が届いていたので、すりすり。「本の雑誌」の増刷編集者・宮潤こと宮里潤が、大好きな辰巳さんの本を作ったわけだが、これが藤子不二雄「まんが道」とはまた違った漫画史になっていて、とても面白いのであった。漫画漫画とついひとくくりにしちゃうけど、漫画もそれぞれ異なった表現方法で書かれているのだ。

 初回注文の締め作業を終え、17時半に会社を出、北千住へ。
 今夜は東京堂書店のKさん、Hさん、Sさんと飲み会。お店はなんと太田和彦さんの『居酒屋百名山』にも登場する「大はし」。有名は「牛にこみ」があまりにうまくほっぺたが落ちそうになるが、私以外のメンバーは本日お休みで17時から酒を飲んでおり、もはや追いつくどころではない。

 入社したばかりのKさん、そして書肆アクセスから移って3年目のHさん、生粋の東京堂小町のSさんとそれぞれ社歴はまったく違うが、キンミヤの焼酎を前に、これからお店をいかに一段とよくしていくか本気の議論をしており、羨ましいというか、カッコいいというか、胸が震えて涙が止まらないのであった。

 21時にお開きとなり(なにせ私以外はその時点で4時間飲んでいるのだ!)、私は我がソウルトレイン・東武伊勢崎線に乗って帰宅。危うく実家に帰りそうになったが、新越谷で乗り換える。

 22時帰宅。すでに家族は就寝。風呂に入って、柔軟体操。
 録画しておいたチェルシー対アーセナルを見る。お互い超ハイレベルながら志向のまったく違うサッカーを展開。面白すぎる。みんなバルセロナだ、モウリーニョのレアルマドリードだと騒いでいるが、今年のチェルシーは相当強いと思う。1時就寝。

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