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10月25日(火)

ビブリア古書堂の事件手帖 1〜4巻セット [文庫] by
『ビブリア古書堂の事件手帖 1〜4巻セット [文庫] by』
円(税込)
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ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)
『ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)』
三上 延
アスキー・メディアワークス
572円(税込)
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瞳の中の大河 (角川文庫)
『瞳の中の大河 (角川文庫)』
沢村 凜
角川書店(角川グループパブリッシング)
885円(税込)
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きりこについて (角川文庫)
『きりこについて (角川文庫)』
西 加奈子
角川書店(角川グループパブリッシング)
555円(税込)
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 まさかこんな早くに続編が読めると思わなかった三上延の『ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たち 』(メディアワークス文庫)の2巻め、『ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫) が出たので、早速購入し、貪るように読む。

 これは北鎌倉の古本屋「ビブリア古書堂」を舞台にした本にまつわる日常の謎系ミステリーなのだが、いやはやその古本に関する薀蓄がうまく物語と融合しており、本好きにはたまらない展開なのであった。

 もちろんそれだけではなく探偵役である女性店主・栞子とアルバイトで主人公の大輔との関係もドキドキで、表紙のイラストが私のような40歳のおっさんにはちょっと気恥ずかしいのだけれど、沢村凛『瞳の中の大河』と西加奈子『きりこについて』(ともに角川文庫)に挟んででも買うべき1冊。「本の雑誌」を読んでいるような方には、もう絶賛オススメの文庫です。あっ、『瞳の中の大河』と『きりこについて』も絶賛のオススメで、解説が北上次郎と吉田伸子なのであった。

 営業は中央線へ。
 もうまもなく一次投票がスタートする本屋大賞なのだが「今年はどうなりますかね?」と何人かの書店員さんから訊ねられる。どうなるもこうなるも私にはまったく見当がつかないのだが、こうやってある時期になると本の話題ができるようになっただけでも、設立した意義があったのではないかと思う9年目なのであった。さあ、忙しくなるぞ。

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