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10月10日(水)

本の雑誌353号
『本の雑誌353号』
本の雑誌社
823円(税込)
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「本の雑誌」11月特大号搬入。
 人手不足のため定期購読者への封入作業、ツメツメ作業を手伝う。

 昼。何度か入ったことのある中華料理屋(いわゆる普通のラーメン屋)へ。そこは何を頼んでも大盛りで出てくるため野菜炒め定食を注文する際「ご飯少なめで」と言葉を添えた。すると女将さんはなんだか得体のしれない生き物を見つけたかのような顔をし、「具合でも悪いの?」と訊いてくる。

 具合が悪い? あんたらの胃袋がオカシイのだ。

「いえ」と答えつつ、しばし待っていると野菜炒めが出てきて(それも山盛り)、その後、丼の半分くらいまでよそられたご飯を差し出してくる。

「本当にこんなんでいいの?」

 そのご飯の量だってふつうのお茶碗二杯ぐらいあり、私としてはもう少し減らして欲しかった。しかし、これ以上ご飯を減らすと救急車を呼ばれそうなのでそっと頷く。

 相変わらず神保町の昼飯は怖い。

 午後、地方新聞の営業マンの前で、本屋大賞についてお話。すでに創設から10年も経ち、いろいろと忘れているので思い出しながら話す。

 1時間半の講義が終わり、そのまま打ち上げに。
 のどが渇いており、目の前に置かれたビールを一気に煽ろうとしたその瞬間、妻から電話。同居している義母の具合が悪く、かかりつけの病院に連れて行くとここでは対応できないのでと大きな病院を紹介され、今からそちらに向かうと言う。子どもたちを家に残しているので早く帰って来て欲しいとのこと。きれいに泡立つビールに後ろ髪を引かれつつ、急遽、帰宅。

 妻が帰ってきたのは夜の10時で、義母は加齢からくる不整脈。そのまま入院し、ペースメーカーを入れる手術をするそうだ。

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