10月22日(月)
- 『江分利満家の崩壊』
- 山口 正介
- 新潮社
- 1,512円(税込)
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- 『古本の雑誌 (別冊本の雑誌)』
- 本の雑誌社
- 1,728円(税込)
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通勤読書は山口瞳氏のひとり息子である山口正介氏が、父・山口瞳の死後、神経症の母親と暮らし看取るまでを描いた『江分利満家の崩壊』(新潮社)。
朝、会社に着くと入り口に事務の浜田が仁王立ちしており、今週末に迫った「神保町ブックフェスティバル」の看板を作れ、値付けをしろ、値札を貼れ、帯を巻けと矢継ぎ早に切りだされ、でも俺、土曜日は浦和レッズの試合だから手伝えないけどと言うと、そのまま扉を締められ追い出されてしまった。
仕方なく、見本が届いた『古本の雑誌』を持って、原稿を書いていただいた千駄木の古書ほうろうを尋ねる。相変わらず古本屋さんらしい古本屋さんで素晴らしい。毎日こういうお店が覗けれたらと思ったが、よくよく考えてみると新御茶ノ水駅から千代田線を利用し西日暮里乗り換えで通勤すれば(今はすべてJRの秋葉原乗り換え)毎日寄り道できるのであった。
いやそれだけでなく私の人生は、ほぼ家と会社の往復ばかりで、趣味のランニングをしたいがために毎日家路を急ぐばかりの暮らしなのである。もしやここに寄り道が加われば人生はもっとときめくのではなかろうか。
浜田が怖くて会社に戻れないので、そのまま営業、直帰。直帰したので寄り道を忘れてしまう。
朝、会社に着くと入り口に事務の浜田が仁王立ちしており、今週末に迫った「神保町ブックフェスティバル」の看板を作れ、値付けをしろ、値札を貼れ、帯を巻けと矢継ぎ早に切りだされ、でも俺、土曜日は浦和レッズの試合だから手伝えないけどと言うと、そのまま扉を締められ追い出されてしまった。
仕方なく、見本が届いた『古本の雑誌』を持って、原稿を書いていただいた千駄木の古書ほうろうを尋ねる。相変わらず古本屋さんらしい古本屋さんで素晴らしい。毎日こういうお店が覗けれたらと思ったが、よくよく考えてみると新御茶ノ水駅から千代田線を利用し西日暮里乗り換えで通勤すれば(今はすべてJRの秋葉原乗り換え)毎日寄り道できるのであった。
いやそれだけでなく私の人生は、ほぼ家と会社の往復ばかりで、趣味のランニングをしたいがために毎日家路を急ぐばかりの暮らしなのである。もしやここに寄り道が加われば人生はもっとときめくのではなかろうか。
浜田が怖くて会社に戻れないので、そのまま営業、直帰。直帰したので寄り道を忘れてしまう。