1月10日(木)
朝、校正の市村さんから電話。
見ていただいてる高野秀行著『謎の独立国家ソマリランド』が、「すごくすごくすごく面白い!」と興奮気味に話される。いつも冷静な市村さんだけにその評価がとてもうれしい。
数ヶ月前に高野秀行さんから初稿を頂いた際、その面白さに腰を抜かし、思わず周りの人と感想を語り合おうとしたのだけれど、その時点で原稿を読んでいるのは私と高野さんしかおらず、ふたり淋しく「これ超傑作ですよ」「そう......だよね」と淋しく語り合ったのだ。
しかし今、発行人の浜本、編集右腕のカネコッチ、そして校正の市村さんと読者が5人に増え、その誰もがこの驚天動地のノンフィクションに興奮しているのであった。
早く本屋さんの棚に並べたい。
昼、カネコッチとレンタルのJanisへ。
ジョン・セバスチャンやレコードで持っていたブルース・スプリングスティーンのライブ、佐野元春などを借りる。キャンペーン中により、全額金券バック。
午後、まずはジュンク堂書店池袋本店へ。まずはコミック担当のTさんにご挨拶。
なぜならTさんから頂いた年賀状に「先日初めて青土社のE本さん(実物)とお目にかかれました。日誌でしか存じてなかったので、お会いできたのがアイドルに生で会えた的嬉しさで楽しかったです」と書かれていたからだ。
Tさん、本を見る目はあるのだが、人を見る目がないようだ。全力でその曇った目を磨く。
その後、文芸書の売り場へ行き、田口さんなどに新年のご挨拶。
田口さんとは主にサッカーの話。今年こそジェフがJ1に昇格できますように。
時間が迫っていたので新宿へ移動。連絡頂いていた紀伊國屋書店新宿南店へ。担当のSさんが、2月刊『謎の独立国家ソマリランド』に大変興味を示していただき、フェアの相談など。いろいろアイディアもいただく。
夜、会議。