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11月9日(日)

続・酒中日記
『続・酒中日記』
坪内 祐三
講談社
1,998円(税込)
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『続・酒中日記』(講談社)を読みながら、「隙」について考えている。

 タワーレコードのPOPや音楽レビューでよく見かける「捨て曲なし!」という賛辞があるけれど、私は代表曲よりも捨て曲(おそらく)が好きだったりする。

 ところで『続・酒中日記』2013年8月2日の記述で、私は坪内祐三さんからベストセラー倒産についてレクチャーを受けているのだけれど、そこにはこう書かれている。

「神田あたりの小さな出版社の社長のお気に入りは近くの『さくら水産』でした。それが少し本が売れはじめるともう少し値段のかかる店を利用するようになり、さらに女性のやっている店(バー)に通い始めます。そして次のステップが銀座です(中略)だから本の雑誌社社長のH本さんが銀座に通い始めたらS江さんオレの所に電話してね。」

 そういえば浜本は先日「燭台」(女性のやっている店)にボトルを入れていた。あとワン・ステップではないか...。

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