4月14日(火)
- 『そうだ、京都に住もう。 (小学館文庫)』
- 永江 朗
- 小学館
- 616円(税込)
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- 『慟哭の谷 北海道三毛別・史上最悪のヒグマ襲撃事件 (文春文庫)』
- 木村 盛武
- 文藝春秋
- 659円(税込)
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- 『ヒマラヤに雪男を探す: X51.ORG THE ODYSSEY アジア編 (河出文庫)』
- 佐藤 健寿
- 河出書房新社
- 886円(税込)
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- 『空飛ぶ円盤が墜落した町へ: X51.ORG THE ODYSSEY 北南米編 (河出文庫)』
- 佐藤 健寿
- 河出書房新社
- 886円(税込)
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まず何より本日最も大切な仕事は、娘が図書館で借りた本を駅に新設されたポストに返還することである。昨日のような失敗をしないよう家を出る時から「本返す、本返す、本返す、本返す」とつぶやき、無事返還。一仕事終えたので家に帰る......わけにはいかず、出社。
通勤読書は、昨日大人買いをした北方謙三の<約束の街>シリーズのつもりだったのだが、最新刊『されど時は過ぎ行く』が25日文庫化なのでそれに合わせてタイミングよく読み進められるよう、北方謙三は若干の小休止。
というわけで積ん読の中から、『そうだ、京都に住もう。』永江朗(小学館文庫)。単行本のときにも読んでいたけど、建築本に外れなし、というわけで再読。茶室のある家に住みたいという思いから、セカンドハウスを京都に求め、町家をリノベーションしていく。京都ガイドにもなっているところがミソ。私も最近、残りの人生をどのように暮らしていくか考えており、生まれたときから海に憧れている埼玉県民としては終の棲家は海の近くと願っているのだけれど、私の場合、どうしたって埼玉スタジアムに縛られてしまう。それが、セカンドハウスという考えを導入すれば夢が叶うことを知る。まあ、それでも夢だけれど。
午前中、ボイジャーの萩野さん来社。『本で床は抜けるのか』の電子化の話。今作は「マガジン航」連載のため、電子書籍に関してはボイジャーにお任せ。
午後、いっとき雨がやんだ隙をついて、リブロ池袋本店さんに直納。この売場がなくなるなんて想像がつかない。考えただけで涙が溢れてくる。
ジュンク堂書店さんにも直納した後、西武池袋線に乗り込み、先日オープンした大泉学園のジュンク堂書店さんを初訪問。コンパクト(といっても250坪あるのだけれど)でもやっぱりジュンク堂はジュンク堂。駅反対側にあるくまざわ書店さんと比べるとその異質さが際立つ。というかくまざわ書店さんのスタンダートぶりに、より感心する。あまり語られることが少ないような気がするけれど、私はくまざわ書店さんのそのスタンダード力とそれが各店に行き渡っている様子に凄味を感じている。
夕方、納品時にお会いできなかったリブロのYさんを改めて訪問。『慟哭の谷 北海道三毛別・史上最悪のヒグマ襲撃事件』木村盛武著(文春文庫)を購入していると、「河出文庫からすごいの出てるよ!」と佐藤健寿『ヒマラヤに雪男を探す』と『空飛ぶ円盤が墜落した町へ』を教えていただく。おおおお、これはあの名著『X51.ORG THE ODYSSEY』の大幅増補改訂文庫版ではないか!幸せ。
直帰。雨で走れず。
長友の体幹トレ30分。