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3月17日(金)連休を夢見る一日

  • 本の雑誌おじさん三人組が行く! (別冊本の雑誌18)
  • 『本の雑誌おじさん三人組が行く! (別冊本の雑誌18)』
    本の雑誌社
    1,944円(税込)
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  • 「北の国から」全話収録 DVDマガジン 2017年 2号 3月28日号【雑誌】
  • 『「北の国から」全話収録 DVDマガジン 2017年 2号 3月28日号【雑誌】』
    講談社
    1,998円(税込)
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  • 水壁(すいへき) アテルイを継ぐ男
  • 『水壁(すいへき) アテルイを継ぐ男』
    高橋 克彦
    PHP研究所
    1,836円(税込)
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 3月5日日曜日に桶川であった「埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本」とのトークイベントから「本のフェス」を挟み続いた13連勤がやっと終わる。疲労困憊息も絶え絶え。明日からの三連休が待ち遠しい。

 残す台風は、本屋大賞の発表会と本の雑誌展。目の前の仕事をひとつひとつクリアし乗り越えていくしかないのだけれど、本の雑誌展は会期も長く、イベントもたくさんあるので終わりが見えない。

 そもそも私の仕事はいったい何なんだろうか。考えれば考えるほど机をひっくり返し、ゴミ箱のひとつやふたつ蹴飛ばしたくなるので、一昨日、今野書店さんで買い求めた『果鋭』黒川博行(幻冬舎)を読み始める。

 直木賞を受賞した「疫病神」シリーズ以上に今や新作待ち遠しい「堀内・伊達」の元刑事による『悪果』『繚乱』に継ぐシリーズ3作目。もはや名人芸ともいえる関西弁によるやりとりからパチンコ業界の闇を追うストーリーが一気に動き出し、疲れもぶっ飛ぶ。

『本の雑誌おじさん三人組が行く!』搬入。
 好奇心の赴くまま、浜本、宮里と行った出版業界社会科見学&珍道中記。社内では妙に見下されており不愉快なのだけれど、私はかなり面白い本だと思っている。

 営業。各書店さんに立ちはだかる『騎士団長殺し』の山と壁が気になる。春になれば雪解けするのか、それとも大きな雪崩を起こすのか。

 夜、東京堂書店さんにて山口正介さんと宮田昭宏さんによるトークイベント「誰も知らない父・山口瞳」を拝聴。隣の席には『Y先生と競馬』の著者・坪松博之さんがおり、山口瞳さんを敬愛する私にとってこれほど贅沢な時間はない。昨年末から配信の始まった『山口瞳電子全集』(全26巻)を購入するか大いに悩む。

 拝聴後、これから大阪に向かうという坪松さんと別れ、三連休用に『「北の国から」DVDマガジン VOL.2』(講談社)と『水壁 アテルイを継ぐ男』高橋克彦(PHP研究所)を買って帰る。

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