5月19日(金)人間ポンプを買う日
12連勤最終日。自分がどこにいるのかわからなくなってくる。
出かけるときは、いつも三省堂書店さんの一階を通っていくのだけれど、数ヶ月前にリニューアルされて以来、一階の視認性がとても高まり、ついつい足を止めてしまうことが増えている。
本日も新刊平台の前で一冊の本に吸い寄せられるように足が止まり、手が伸びる。そして即購入。
筏丸けいこ『人間ポンプ』(フラミンゴ社)。子どもの頃、テレビで見てなんでも飲み込んでしまうその驚異的な芸に引きこまれた園部志郎の評伝だ。
それにしてもいったいどうして時速4,5キロで歩き、流れる視野のなかでこの本がしっかり目に飛び込んでくるのだろうか。本屋さんの奇蹟、というか実は技術。
終日営業。取引依頼のあった、とある古本屋さんを覗く。