« 前のページ | 次のページ »

1月26日(土)

 午前中、キロ5分40秒で15キロラン。強風によりペース上がらず。

 昼は娘のリクエストでカレーうどん作る。素直に市販のカレーうどんの素を使う。美味しい。料理は手間と努力が報われない物事と割り切る。

 午後は読書。

 松家仁之の『火山のふもと』(新潮社)初読、『光の犬』(新潮社)再読。

 正直に話すと文芸編集者から小説家への転身した著者に、なんだか一年生から生真面目に授業を受け推薦入学で大学へ進学した計算高かった同級生の姿を思い浮かべ、なかなかこの著者の本を手に取れずにいたのだけれど、『光の犬』が出た時に信頼する書店員さんから熱烈に薦められ読んだのが昨年のこと。あまりに自分が欲していた世界観の小説であることを知り、なぜ本の雑誌のベストテンで推さなったのだと後悔しつつ、慌ててデビュー作『火山のふもと』を買い求めたのだった。

 しかし、それはまるでショートケーキの上に乗る苺のようになかなか手をつけられず、背表紙を眺め、いつか口に頬張る日を想像して楽しんでいたのだけれど、しんしんと冷える冬の午後、ストーブを焚いた部屋で、ページをめくりだしたのだった。

 私はこの小説家の描く、時の経過、時間の移ろい、すなわち人の人生が、ものすごく好きだ。

« 前のページ | 次のページ »