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4月4日(木)

  • 「市」に立つ: 定期市の民俗誌
  • 『「市」に立つ: 定期市の民俗誌』
    山本 志乃
    創元社
    1,944円(税込)
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 失せものを探すべく8時に出社。机の周りや荷物置き場をどんなにひっくり返しても見つからず、もしや捨ててしまったのではないかと脂汗が流れだした頃、はっとひらめくものがあり、先方に確認するとなんとすでに荷物は送ったものの中に入っていたのであった。膝から力が抜ける。

 座談会を一本収録した後、高野秀行さんと雑談のお茶会。雑談といっても作家さんとの雑談は、常に次の作品への足がかりなわけで、本日も何気なく発した一言が高野さんがずっと悩んでいた作品の問題点解決への絶妙なスルーパスになり、高野さんから「杉江さん、天才だよ!」とこれまでの人生で一度も浴びたことのない賞賛を受ける。大いに鼻を伸ばす。

 夜、疲労困憊のため、東京堂書店さんで本を買い求める。山本志乃『「市」に立つ 定期市の民俗誌』(創元社)、佐伯一麦『山海記』(講談社)。

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