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6月13日(木)

 朝イチで新瑞橋の七五書店さんへ。「本の雑誌」連載「本棚が見たい」の撮影。なにげない町の本屋さんに見えるが、浜本が「すごい手が入っている」と驚くほど、きちんと本が並んでいる名店なのだった。

 その七五書店の店長Kさんとも友人の『迷う門には福来る』の著者久田さんと待ち合わせ、名古屋の本屋さんをご案内いただく......はずが、さっそく新瑞橋で迷い、その後も赤池、本山、新守山で方向を見失い、しまいには名古屋駅でも逆方向に歩み出し、まったくガイドの意味がないのであった。そして久田さんは「見えないところへ行くのは難しい」という謎の言葉を残し、雑踏に消えていく。

 午後は別行動をしていた三食命隊のメンバー、浜本と中村カメラマンと「のぞみ244号」で落ち合うとその手にはお弁当がぶら下げられているのであった。ふたりは、結局、台湾ラーメン、味噌煮込みうどん、ひつまぶし、あんかけスパゲッティと名古屋メシをほぼ制覇したのであるが、駅のホームのきしめんを食べ忘れ、新幹線のシートで名古屋再訪を誓いあっていた。

 ちなみに三食命隊のキャプテン・浜本は二泊三日の名古屋出張で2キロ太ったとは知らずに、最も気に入った名古屋メシ「あんかけスパゲッティ」の神保町出店を目論むのであった。

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