« 前のページ | 次のページ »

6月28日(金)

 前夜行われた、走る本屋さん高久書店の高木さんと元さわや書店の田口さんのトークイベントの熱覚めず、ほとんど徹夜のまま出社。

「触っていいんだよ」「読んでみてもいいよ」と走る本屋さん高久書店の高木さんは、無書店地域でお店を開いた際に子供たちに声をかけてらしたが、そういえば那須ブックセンターの谷さんも目の前の学校の子どもたちが本屋さんの使い方を知らなくて本を触っていいのか戸惑ってるから声をかけてるとおっしゃっていた。

 東京で働いていると、本屋さんが身近にあるという前提で多くのことを考えており、あるいは本屋さんがないなんて考えてもいなかったりするのだが、実は日本の大半の地域は本屋さんが歩きや自転車でいけるようなところにはないわけで、立脚点が全然違うのだった。

 遠くを見る人がいて、近くを見る人もいる。本だけじゃダメだという人もいて、本はまだまだ大丈夫という人もいる。それでいいのだと思う。

« 前のページ | 次のページ »