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7月29日(月)

 通勤読書は『アーモンド』ソン・ウォンピョン(祥伝社)。失感情症の少年とその逆に感情を爆発している少年の友情小説。中・高生の夏休みの読書にぴったりか。

 早出して、金曜日に『着せ替えの手帖(仮)』の口絵ページ撮影のための特設スタジオと化した職場の原状回復に勤しむ。

 午前中はデスクワーク。北上次郎『書評稼業四十年』のイベントを企画し、「本の雑誌」10月号掲載の対談をまとめる。

 昼にお赤飯のおにぎりとサラダを食して外回り。梅雨明け宣言とともに猛暑始まる。34度の中、アスファルトの上を歩き、額に汗流れ落ちつつ、本屋さんへ営業活動。

 明日には48歳になるのだけれど、思い起こせば22歳の夏にこの仕事に就いて以来、2毎夏の猛暑、激暑、酷暑を25回乗り越えてきたのだから、きっと26回目のこの夏も乗り越えられるはず。

 定時で上がり、帰宅するも、妻は仕事、娘はアルバイト、息子は塾で誰もおらず、風呂に入ったのち、しばしクーラーの下にひっくりかえる。放心ならびに放熱。

 就寝読書は『店長がバカすぎて』早見和真(角川春樹事務所)。

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