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3月9日(月)

 気温あがり、すっかり春の陽気。息子の県立高校の合格発表。会社を休めない妻に代わって、娘に連絡係として付き添ってもらう。9時少し過ぎて電話。「あったよ」と息子の声に一瞬戸惑い、喜ぶタイミングを見失ってしまう。自分の受験番号があったということなのだろうが、「受かったよ」と言ってほしかった。ふと高野秀行さんが『謎の独立国家ソマリランド』で講談社ノンフィクション賞を獲ったときにかけてきた電話を思い出す。「聞いた?」と言われ、かなり戸惑ったのだった。

 なにはともあれ合格の報にほっとする。そして息子が夢に向かって突き進めるのがうれしい。

 息子と娘が帰ってきたので、すぐに書類を受け取り、娘に記入事項を埋めてもらい、銀行に向かう。県立高校の振り込み手続きをしている人と私立高校の入学金を払い込む人で銀行はかなりの混雑。

 入院している父親に報告した後、息子と約束していた合格祝いとしてNintendo Switchやサッカーのスパイクを買いに行く。

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