『どうして僕はきょうも競馬場に』

著者:亀和田 武

定価1,728円(税込)

2008年5月22日搬入

2008年度JRA賞馬事文化賞受賞!

 

山口瞳『草競馬流浪記』から24年-地方競馬場を亀和田武が旅をする

 「人ったらし」の作家として、またテレビのコメンテーターとして活躍中の亀和田武はなにを隠そう無類の競馬好き。それもJRAだけではなく、「まだ言ったことのない競馬場があると、その競馬場の名前を目にしただけで血が騒ぐ」地方競馬のファンでもあります。

 本書はその地方競馬ファンが、99年から2001年にかけ、日本全国の公営競馬場全30場と、ロサンゼルス、香港、シンガポール、イギリス、フランスなど、海外の競馬場を回り、そこで出会った人々とのドラマ、地元ならではのエピソードを叙情的に描いたエッセイ集です。

 現在、公営競馬場は客数の減少と運営自治体の赤字増加で、大変厳しい状況にあり、亀和田武が訪れた公営競馬場もすでに9場が姿を消しました。山口瞳の名著『草競馬流浪記』へのオマージュともいえる本書は、失われつつある地方競馬へのあふれんばかりの愛と警鐘がたっぷり詰まった1冊でもあります。競馬ファンのみならず、紀行文として、ルポルタージュとして、お楽しみ下さい。

【立ち読み】本の一部をお読み頂けます。
>> その1(108P)
>> その2(116P)
>> その3(223P)

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