大学読書人委員会、「夢十夜」で読書会

文・写真=新文化編集部

大学読書人委員会、「夢十夜」で読書会
文庫本片手に議論する大学生

6月11日、東京・新宿区のコミュニケーションプラザ・ドットDNPで、没後100年を迎える夏目漱石の『夢十夜』を題材にした「大学生読書会」を行った。出版文化産業振興財団、大日本印刷が協力した。

文芸サークルに所属する大学生ら約30人が参加。8グループに分かれ、「夢十夜」に頻出する単語や、登場人物の描かれ方などの感想や疑問点をディスカッションした。「夢十夜」を紹介するキャッチを考え、文庫本の帯を作成。読書会の後には、各サークルが発行している部誌の交換会も実施した。

大学読書人委員会は、「大学読書人大賞」を運営する同大賞実行委員会を改称した組織。

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各グループで作成した文庫帯

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