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【文庫本班】2006年12月の課題図書
プラダを着た悪魔 (上・下)
ローレン・ワイズバーガー (著)
【ハヤカワ文庫NV 】
税込693円
2006年10月
ISBN-4150411263
ISBN-4150411271
>> Amazon.co.jp
>> 本やタウン
>> Amazon.co.jp
>> 本やタウン
久々湊 恵美
評価:★★★★☆
本当にファッション誌の編集現場ってこんなヘンテコリンな世界なのー!?と驚きの連続。デフォルメしてるんだよね?いや、実際こんな世界なのかも…。
まさに悪魔のごとき意地悪な指示、というか命令を下す鬼編集長の元で、ファッションには興味ゼロのライター志望の女の子がアシスタントとして就くことになる。
ガリガリに痩せたモデルのような女の子や超カッコイイゲイの男達に囲まれて、心臓も止まってしまいそうなジェットコースター・ライフ。いくらなんでもこんな生活、まともな脳みそ使っていたらついていけないだろうなあ。よく耐えているよ。
耐える代わりに愚痴も盛りだくさん。愚痴でストレス発散してます!といった感じで大半は鬼上司への悪態などで占められています。
もう、さっさとそんな職場なんて辞めちゃいなよ、私だったら辞めるよ!上巻だけの薄さになってもいいから!なんてちょっと食傷気味。でもきっとどこかで立ち止まって「こんな生活でいいんだろうか?」なんて考える時間も、心の余裕もなかったんだろうな。
そう思うと何が大切なんだろうってことを、立ち止まって考えてみよう、なんてわが身を振り返ってみたわけです。
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松井 ゆかり
評価:★★★☆☆
どんな仕事であれ、職に就いた人間ならば一度は「そりゃ理不尽だろ!」と割り切れない思いをしたことがあるだろう。とはいえ、この上司はひどいが。一般的な感覚からすれば企業という組織の中にあってこんな人材がやっていけるというのが驚きだが、ワンマン社長の話とか時々聞くものな。本書も実話に基づいて書かれたという噂もあるようだし。
(門外漢からみると、とてもこんなに簡単に採用が決まるとは信じられない)難関一流誌に採用が決まった主人公アンドレア。“この職場で1年間我慢すれば、夢の「ニューヨーカー」で働けるようになる!”という希望を胸に、鬼編集長ミランダの厳しい(という言葉でもまだ甘いくらいの)要求に応えようとするが、次第に様々なことがうまくいかなくなり…という心痛む話。私はアンドレアが最後にたがを外すところがきっかけとしては弱いようにも思えたのだが(まあ十分無理な命令ではあるんだけど…読んでるうちにこちらの感覚も麻痺してきたか)、社会人新一年生などが読むと気合いが入っていいかも。あと、お局化しているベテランのみなさんも、ミランダを反面教師とされてみては。
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西谷 昌子
評価:★★★★☆
楽しかった。理屈抜きで楽しかった。とにかく出てくるブランド名が半端じゃない。プラダ、グッチ、ダナ・キャランなどの服がずらずら出てきたら、目を見張らずにはいられないというものだ。また、編集長の鬼っぷり(私生活のために編集アシスタントを使うなんて、考えられないことだ)も、スキャンダラスなものを覗き見る感覚でワクワク読んでしまう。
しかしこれほど映画向けの作品もないだろう。主人公の皮肉たっぷりの独白や、編集長のいやみったらしい態度は活字で味わうほうが楽しいのかもしれないが、これを読んだら「実際にこのブランド服の洪水を見てみたい!」と思わずにはいられない。その点で、活字ならではの楽しみは少し薄い小説なのかとも思う。
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島村 真理
評価:★★★★★
ファッション雑誌のなかでナンバーワンの「ランウェイ」、周りにはオシャレな同僚達、最新の服やバッグや靴が安く、いやタダで手に入る職場。なーんてステキなのでしょう♪オシャレが好きな女の子なら目の色が変わっちゃう。でも、上司はわがままで悪魔みたいなヤツ。思わず天秤にかけてしまうけれど、やっぱりあこがれちゃいますよね。
フッションに興味ゼロのアンドレアが飛び込んだのはそういう世界。鬼上司にふりまわされるが、1年後の夢実現のために涙を飲んで奮闘する。彼女の頑張りぶりには心打たれます。努力せずに(はじめは抵抗するぐらい)、じわじわとオシャレになっていくところなんてワクワクしちゃう。
けれど、それに反して、家族や恋人、友人の「はぁ?」な反応がイタイ。大切なものを犠牲にしてまで仕事にのめりこむなんて……という気持ちがありありで、こっちまでムッとしちゃう。確かに、身近な人は大切だけど。あれ?読んでる私までワーカーホリックに。女性なら即「ランウェイ」でがんばるアンドレア気分に浸れます。
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水野 裕明
評価:★★☆☆☆
アメリカン・ムービーのドタバタ・コミカル映画の原作にぴったりの作品で、よくつくっているよなぁと感心してしまった。主人公アンドレアと編集長の関係とか、恋人や友人、そして編集長の取り巻きたちの描き方とか、いかにも教科書通りという感じで、読み初めはちょっと引いて読んでいたが、ストーリー自体もコミカルなので思わず笑ってしまいながら読み終えてしまった。ファッション誌の内情が実際にこの通りなのかどうかはわからないが、笑えることは確か!!ちょっと今の会社が嫌になって鬱々としている女性にはお奨めかもしれない……(どこの会社の我が社とあまり変わらないと思えるかも)。ただ長すぎるのがちょっと難点。主人公が編集長に対して『ミランダなんてくそ喰らえ。高価な服を才能のあるフォトグラファーに撮らせて素晴らしい雑誌をつくれるのだから、ミランダは何をやっても許されると思い込んでいる連中は、くそ喰らえ』と思い『くたばっちまえ』と言わせるためにこれだけの文字数を費やすのはあまりにも無駄では無いだろうか。
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【文庫本班】2006年12月の課題図書