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今月の書評作品にも入っている宮部みゆきさんが選んだ、「恐怖」をテーマにした作品集。古典的名作をあえて採り上げた、というラインナップは、かつて子供の頃に読んで、あまりの怖さに眠れなくなった『猿の手』(W.W.ジェイコブズ)や、大学時代に偏愛した『変種第二号』(フィリップ.K.ディック)など、この肌寒く夜の長い時期に読むには、ある意味「最適」な作品がてんこ盛り。
ゲーマーとしては、これらの名作と並び、合間の宮部さんのコラムで、ゲーム攻略本における人物像の描きこみについて語られているくだりも、今まで評価されることの少なかった点なだけに、見逃してほしくない文章です。
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