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文学刑事サーズデイ・ネクスト 3(上・下)
ジャスパー・フォード(著)
【ヴィレッジブックス】
定価2730円(税込)
2007年1月
ISBN-9784789730471
ISBN-9784789730488
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小松 むつみ
評価:★★★★
とても新鮮だった。ブックワールドという物語世界に飛び込み、保安機関ジュリスフィクションで活躍するサーズデイ。シリーズ第三作だが、前作未読でも多少の渇望感を無視すれば、充分に楽しめる。あっという間に、あなたもブックワールドの住人だ。残念だったのは、数々の著名な登場人物たち(主に文学作品の主人公)についての知識が、私に不足していたこと。知識がもっと充実していれば、おそらく3倍の楽しさだったに違いない。次々と登場する人物の多さに多少の混乱をきたし、頁をさかのぼることもしばしばだったが、大胆な着想を見事に手中のものとし、格別に上質のエンターテイメントに仕上がっている。
どなたかにぜび、日本文学版にトライしていただきたいものだ。北村さん、いかがでしょうか……?
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神田 宏
評価:★★★★
この想像力! イマジネーション! 文学作品の背後には、<ブックワールド>があり数多の文学作品が、<ロスト・プロットの泉>で日々創造され、<大図書館>に保管される。その<ロスト・プロットの泉>にキャラクター交換プログラムで送り込まれた「サーズデイ・ネクスト」は「ジュリスフィクション保安員」として文学作品に起こるさまざまなトラブルに対処するうちに、巨大な陰謀に巻き込まれてゆく。「グラマサイト」(文章を破壊する寄生生物)や「ミススペリング・ウィルス」などが跋扈するそこでは、朝食にお目にかかることはなく(文学作品では朝食が重視されることは少ない)、ジェネリックという脇役を任された人々は、決まりきった行動を強いられる。それを、しなやかに時にはプロットの変更さえ厭わず駆け回る「サーズデイ」。そして持ち上がる最新のブック・オペレーティングシステム「ウルトラワード」の重大な欠陥から文学世界を救えるのか? 引用されるさまざまな作品と登場人物。そのオリジナルを知れば物語がもっと面白くなるのだろうと思えた。で、提案。誰か、<ブックワールド>日本版を書いてくれないかな? うけると思うけどな。
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磯部 智子
評価:★★★★
こんな終わり方でどうしてくれる!と歯噛みした前作から、首を長くして続きを待っていた。文学だけが娯楽と言うパラレルワールドや、本を読んでその物語世界に入り込んでしまう、そんなことが現実にあったらという本読み悶絶の前2作怒涛の展開から、相変わらずの面白さのまま、本作では深みへズブズブと入っていく。つまり新手の展開(大風呂敷の拡大)は無く、〈ブックワールド〉の「怪しげな未完の小説」の中でサーズデイは文学内トラブルに対処する保安員として暮らす。根絶された夫を取り戻すなどの進展はないが、作中人物たちが意志を持ちストーリーに抵抗し逃げ出したり、日々その役割になりきるべく精進したりする姿はケッサクに面白いし、作中人物の弁護士やカウンセリングなど随所にある小技も利いている。「小説OSのアップグレード」により型にはまった小説だけが量産されそうになる陰謀も捨て置けず、今回は中間作としてのアベレージ・ヒットだが、それでも読んでみないと解らない面白さが溢れている。
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林 あゆ美
評価:★★★
本が好き、そしてこの物語に出てくる小説を多く知っている人ほど楽しめる小説。しかし、それほど知らなくても、本が好きであれば、その好奇心をくすぐる要素はたっぷりあり、丁寧でコンパクトな「これまでのお話」は、続刊から読んでもちゃんとついていけるよう、かゆいところに手が届くように書かれている。
今回は、愛する人を奪われたサーズデイ・ネクスト刑事が、おなかに赤ちゃんがいるため、通常の業務から少し離れ、一時的に別世界である〈未刊の小説〉の中で過ごすことを計画するところからはじまる。完成されていない小説の中で暮らすことは思ったより平穏ではなく、大事な体にもかかわらずサーズデイはまたもや難題に立ち向かう。
なにせ細かいところに伏線がたくさんあり、小説のキモをうまく料理して書かれているのが、心にくい。ファンタジー設定で、事件もすべて架空ではあるけれど、現実にもリンクするかのように思われる事柄があちこちにあり、にやりとしてしまう。
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