甘さが微塵もなく非常に緊密な冒険小説『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬(早川書房)の登場に驚愕すべし!【北上ラジオ#40】

書評家・北上次郎が面白本を興奮のままに語り薦める聞く書評「北上ラジオ」。第40回目の配信は、選考委員全員が満点の評価を与えた第11回アガサ・クリスティー賞受賞作『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬(早川書房)を紹介!

独ソ戦が激化する中、女性狙撃兵セラフィマは果たして生き延びることができるのか?! そして本当の敵は誰なのか? 甘さが微塵もない非常に緊密で構成も見事なとてつもない作品の登場に驚愕しよう。