8月18日(火)服部文祥さん

  • 海月の骨
  • 『海月の骨』
    朝宮 夕
    講談社
    2,200円(税込)
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 4時37分起床。ランニング6キロ。全身汗だくとなり、シャワーを浴びる。

 10時開店とともに池袋のジュンク堂さんへ。開店前に約20人ほどのお客さんが並んでいたが、私は一直線で9階のイベントホールへ。9月開催予定のイベントの打ち合わせ。

 すでに何度もやっているので打ち合わせはオンラインで構わないと言われたのだが、オンラインは苦手と足を運んだのだった。早速オンラインでは難しい雑談に花を咲かせる。こういう雑談に企画や売上のヒントがいっぱいあるからやはり打ち合わせは雑談に限る。

 いくつかの日程候補をいただき、会社に戻る。10時から服部文祥さんがサインしに来社されており、ちょうど半分が終わったところ。浜田とバトンタッチし、落款を押したり、合紙を入れたりと、サインのお手伝い。

 2時に一旦服部さんが出かけたので豊はるでパイカきしめん(600円)。その後、10月刊行書籍のゲラの青入れ。これが終わればついに入稿。装丁もうまく仕上がり、非常に楽しみ。

 4時に服部さんが戻られたので、またサインの続き。服部さんは1969年生まれなので、年齢が二つしか違わないのだが、全身から伝わるオーラがまったく異なり、人間の器というか大きさが全然違うのだった。我が道を歩み、きちんと生きている人にはそのパワーが外見にも滲み出てくるもので、ペラペラの自分と比較して落ち込みそうになるが、そんな服部さんの本を作れたという奇蹟だけでも良しとする。6時前にサイン無事終え、服部さんが帰られる。

 精文館書店中島新町店の久田さんに薦められた朝宮夕『海月の骨』(講談社)を読みながら帰宅。

8月17日(月)ネタバレ

 3時45分起床。早起き過ぎるが昨夜7時過ぎに寝たのだから仕方ない。

 とあるプルーフを読んで過ごすが、これが読書人生初の結末でと仰天する。こんなのありなのか!? おそらく刊行後各所で話題になると思うのだが、話題にした瞬間ネタバレになるのでどうなるやら。私の評価はレッドカードである。

 7時に母親を起こし、目玉焼きとトーストの朝ごはんを食べさせ、8時半に介護施設からのお迎えの車に乗せる。母親から「お世話になりました。またよろしくお願いします」とまるで旅館に宿泊したかのように頭を下げられる。

 東武伊勢崎線から直通の半蔵門線に揺られ、10時18分出社。昨日まで夏休みだった浜田が出社していたので、休みの間に受けた発送などを引き継ぐ。

 12時にブックジャーナリストの内田さんが来社。Podcast「POP王の愛と自由と平和の本語り」21話を収録。今回話題にしたのは、八木詠美『ささやかな、あるいは取り返しがつかないもの』(ちくま書房)、八木詠美『喋る猫はいなくても』(晶文社)、瀬尾まいこ『はじまりのスープ、夏ゼリー』(新潮社)、城山真一『月曜のこない部屋』(徳間書店)、砥上裕將『ミサゴの守る町』(講談社)、西岡誠『7657日の孤独』(飛鳥新社)。

 2時前に中央精版印刷のTさんが服部文祥『本のある世はすばらしい』の見本を持ってきてくれる。すぐに開封してカッコいい装丁を眺める。

 3時過ぎに都営三田線に揺られ千石に行き、BOOKS青いカバさんに「本の雑誌」9月号を届ける。今日は月曜日で元サンブックス浜田山の木村さんはおらず、数日前の「いまさらながら自分もやりたいなとの想いが出てきてしまった。」という意味深なXのポストの真相は聞けず。

 腹が減ったものの駒込の一〇そばはすでに営業を終えており、空腹のまま目黒さんのお墓のある慈眼寺へ。ファミリーマートにお線香が売っていなかったので缶ビールと本の雑誌9月号をお供えし、北上次郎「面白小説」大賞決定の報告をする。

 帰宅すると息子が待ち受けており、わが浦和レッズのホーム開幕戦の様子を聞く。相当ひどかったらしい。

8月16日(日)メモ

朝、掃除をしていると母親の巾着袋からなにやらメモ紙がこぼれ落ちた。なんだろうと開いてみると、何やら日付がびっしり書き込まれおり、それが線で消されている。

ああ............。

この3週間、私がトークイベントや文学フリマ、そしてBook Marketで迎えに行けずにいた間、1日過ぎるごとに線を引いて帰る日を待っていたのだ。

メモ紙は、ポケットにしまい、また取り出しを何度か繰り返した後、くしゃくしゃに丸めて屑籠に捨てた。

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8月15日(土)3週間

8月1日〜8月14日の日記(正確には7月15日〜8月14日)は、10月刊行の『神保町日記2026』に掲載いたします。

朝、3週間ぶりに母親を介護施設に迎えにいくと、「あー、やっと家に帰れる。もうこんなところ嫌だね」とこぼされる。

午後、母親が気にしているので車椅子を押して父親のお墓に線香をあげにいく。ミーンミーンという蝉の声に母親が「今年初めて聞いたね」と木々を見上げた。

夜、ネットで浦和レッズの試合経過を追いながら(最悪の最悪)、城山真一『月曜のこない部屋』(徳間書店)を読む。

7月31日(金)S・A・コスビー『灰の王』

  • 灰の王 (ハーパーBOOKS)
  • 『灰の王 (ハーパーBOOKS)』
    S・A コスビー,加賀山 卓朗
    ハーパーコリンズ・ジャパン
    1,639円(税込)
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スッキリ隊出動で東武野田線の運河へ向かう道すがら読み終えたS・A・コスビー『灰の王』(ハーパーBOOKS)が凄すぎて、乗換駅の流山おおたかの森のベンチでしばし放心する。これはまさしく犯罪小説の王(キング)だ。

依頼主のお宅で立石書店の岡島さんと合流し、カンカン照りの猛暑の下、庭先に立てられた倉庫の本を整理する。ただし延長コードで扇風機を設置していただいたため、倉庫の中で作業する岡島さんも倒れずにすむ。ありがたきお心遣い。

1時間半で1500冊の本を車に積み込み、スッキリ隊任務完了。

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