5月13日(水)

  • 本、お届けします。――注文配達専門「さかえだ書店」
  • 『本、お届けします。――注文配達専門「さかえだ書店」』
    栄田浩己
    秀明大学出版会
    1,650円(税込)
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往来堂書店さんより『本屋の人生』の注文をいただいたので直納に伺うと、雑誌や書籍の大量な納品と格闘しているところだった。

これはご迷惑だったかもと後退りしそうになるも、店長の笈入さんから「注文したあとにもしかしたらイベントに間に合わないかと思っても持ってきてもらえないか電話しようとしていたんですよ」と言われ、直納してよかったと安堵する。

往来堂書店さんの前のバス停からバスに乗り、上富士前で下車。するとそこはBOOKS青いカバさんのすぐ近く。バスを使いこなせるようなったら一流の営業マンからもしれない。「本の雑誌」6月号をカバさんに納品にあがる。

水曜日の本日は、元サンブックス浜田山の店長木村さんが店番をしており、読んだばかりの栄田浩己『本、お届けします。 注文配達専門「さかえだ書店」』(秀明大学出版会)を例にとり、木村さんも無店舗の配達専門の本屋を開いたらどうかと提案してみる。しかし木村さんは、いや本屋をやるなら「お店」があるのが必須条件という。

夕方、府中に移動して、高野秀行さんと打ち合わせ。忙しそうなので飲まずに仕事の話をだけして別れる。

5月12日(火)僥倖

  • 本の雑誌516号2026年6月号
  • 『本の雑誌516号2026年6月号』
    本の雑誌編集部
    本の雑誌社
    880円(税込)
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「本の雑誌」6月号搬入日。今月も無事出来上がってきたことにほっとする。

11時に池袋の梟書茶房へ。ここはドトールが運営している本と珈琲のお店で、かもめブックスの柳下さんがセレクトした本をカバーをかけて中身がわからないようにして販売しているのだった。

たしかオープン時に取材か何かで来たことがあったのだけれど、ふくろう文庫は今も大人気で毎月何百冊を売れているそう。本の売り方はいろいろあるもんだ。

本日の打ち合わせは、ここで本屋大賞のトークイベントをしてくれないかというリクエストで、人が集まるのか不安いっぱいなのだけれど、店長さんもたいそう本が好きなようなのでお引き受けする。

午後は表参道に移動し、編集の近藤と合流する。近藤の打ち合わせについて行くことにしたのだけれど、なぜならその打ち合わせの相手が田島照久さんだというからだった。

田島照久さんといえば私にとっては大好きな尾崎豊のアルバムデザインをされていた方であり、尾崎亡き今、人生で会いたい人の10本指に入る人なのだった。

あまりミーハーになることのない私だが、本日はどうにも抑えることができず、尾崎のことやアルバムジャケットの制作秘話などを夢中になって伺ってしまう。

いつだかとある編集者が「この仕事のいいところは会いたい人に会えること」と言っていたが、まさしく本日その僥倖を授かる。

5月11日(月)茶紙

印刷会社の人から今月の新刊より納品時の包装が変わりますと報告を受ける。

印刷所で出来上がった本は、10冊とか15冊単位で茶色い紙(わが社では茶紙と呼んでいる)に包まれ納品されてくるのだけれど、その包み方が六面すべて覆われるキャラメル包装だったのだが、これからは海苔を巻くような天と地二面が空いた包装になるという。

てっきり茶紙がないのかと思ったらそうではなく、包んだ紙を留めるクラフトテープが不足しているという。キャラメル包装だと三カ所留める必要があるが、海苔巻き包装なら一カ所で済むから使用量を減らすことができるらしい。

他の資材は大丈夫なのかと訊くと、トラックで本を運ぶ時に荷崩れしないように巻く巨大なラップ(あとで他の人に教わったらストレッチフィルムというらしい)が不足し始めており、こちらはなくなったら本を運べず本当に大変なことになりますと深刻そうな表情を浮かべて話す。また各種材料が急激に値上がりしており、いつ印刷製本費に転嫁するかわからない状況だともいう。

SNSで噂を目にしていたのたけれど、ついに我が社にも戦争の影響がやってきた。いったいいつまで本を作ることができるのだろうか。

5月10日(日)睡眠不足解消

晴れ。午前中、母親の車椅子を押して、父親のお墓参りと散歩。午後は黙々と7月刊行予定のさらば青春の光『さらばのこの本ダレが書いとんねん!』の修正をゲラに転記していく。

週末実家介護は、一週間の睡眠不足解消と(なにせ母親に合わせて8時には寝ている)、溜まっているデスクワークの解消に最適だ。

あんなに毎週母親の友達が遊びにきていたのに、いまやその友達もそれぞれ体調を崩し、誰も来ない週末が続いている。

5月9日(土)平静な心

週末実家介護のため母親を施設に迎えにいく。

先週は母親といて妙にイライラしていたのだが、あれは月曜日に文学フリマを控えていたプレッシャーとGWもショートステイに預けることの罪悪感によるものだったよう。今週は平静な心で母親と共に過ごす。結局自分次第ということだ。

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