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7月29日(水)

  • マルジナリアでつかまえて 書かずば読めぬの巻
  • 『マルジナリアでつかまえて 書かずば読めぬの巻』
    山本貴光
    本の雑誌社
    2,200円(税込)
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  • 謎のアジア納豆 そして帰ってきた〈日本納豆〉 (新潮文庫)
  • 『謎のアジア納豆 そして帰ってきた〈日本納豆〉 (新潮文庫)』
    高野 秀行
    新潮社
    990円(税込)
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 7時に出社。今日はいくぶん電車が空いているような気がした。月、火と出社して水曜日はテレワークという人が多いのだろうか。その気持ちはよくわかる。会社とは3日以上連続でいけるところではないことに、コロナを経験した人類は気づいてしまったのだ。

 暖簾分けし、豆香房の隣にできたキッチン南海は本日オープン。早速行列ができていた。神保町ブックフェティバル中止のハガキが届く。残念無念だがこのコロナの状況では仕方なし。

 期待の新刊、山本貴光『マルジナリアでつかまえて 書かずば読めぬの巻』が搬入となる。

 本に何も書かずに読んでいる私からするとかなり驚きの読書法なのだが、しかし確かに前著『投瓶通信』の出版記念イベントで本に索引を自作しようワークショップを開いた際に、あのときドキドキしながら本にマーカーしていくなかで、これまでの"読んでる"とまったく異質のレベルでの"読んでる"体験をし、読書の世界の地平が開けたことを思い出す。

 まだなかなか勇気というか先入観をぬぐい去ることができず、日常的に書き込むところまでいかないのだけれど、マルジナリアの快楽に溺れる日は近いかもしれない。その前に字が綺麗になりたい──。

 昨日じっくり読んで、たくさん書き込みをした(ゲラには書き込める!)9月緊急出版の本のゲラを編集担当の青木氏に送り、帯まわりの相談で長電話。その後、こちらも昨日読んだ1月刊行予定の本の原稿をプリントし、著者に送る手配。

 午前中いっぱい編集の仕事をし、午後からは看板を営業に差し替え、書店さん向けダイレクトメールや注文書作り、フェアのご案内に勤しむ。

 5時にフラフラとなって退社。本日は聖橋ではなく、お茶の水橋を渡り、前職クインテッセンス出版の前を通り(立派なビルを建ててる!)、本郷を抜け、東大をかすめ、日暮里まで歩く。

 宮田珠己さんのように何かを観察しているというわけでもないのだけれど、街角、街角、景色がどんどん変わっていく東京を歩くのはとても楽しい。

 歩きながら10月刊行の本の帯コピーを考え、浮かんだ言葉をスマホにメモしていく。

 帰宅後、週末に迫ったオンラインイベント「辺境チャンネル」に向け、高野秀行『謎のアジア納豆』(新潮文庫)を再読す。

7月28日(火)

  • 思うことから、すべては始まる
  • 『思うことから、すべては始まる』
    植木宣隆
    サンマーク出版
    1,820円(税込)
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 本日はテレワーク。

 終日、9月緊急出版のゲラと10月刊行予定のゲラと1月刊行予定の原稿などなどを読み続ける。

 その合間に息抜きで、この25年でミリオンセラーを8本も出しているサンマーク出版の社長が書いた『思うことから、すべては始まる』(サンマーク出版)を読む。

「われわれは派手に広告をどんどん打つ会社だという印象を持たれているかもしれません。しかし、そうやって大きく打ち出していくのは、日々の販売状況であったり、読者の反響であったり、兆しをしっかりつかめているものに限られます」

 この辺は、いつぞやどこかで読んだダイヤモンド社の二刷目からが本当の戦いみたいな戦略と一緒なのだろう。出版社の思い込みや著者のネームバリューでなく、市場の反応をしっかりみて宣伝広告を打っていく。もちろんタイミングよく重版し、それをしっかりコミニュケーションのとれた書店さんへ責任もって満数出荷していく。

 もちろん、たかだか1820円で本当の意味でミリオンセラーを生み出す具体的な工夫をすべて教えていただけるわけではないのだが、5つ+αのベストセラーの条件など大変興味深い内容で、しかも3万部を超えたら企画者に印税方式で1%のボーナスが支給されるやら(10万部以上は個人と社員みんなで使う遊興費の折半)、その他びっくりするほどの社員を大切にする福利厚生ぶりに感動を覚える。もし娘が出版業界で働きたいと言い出したら、サンマーク出版を薦めたいくらいだ。

 結局は、社員の人たちが一生懸命働きたくなる環境こそが、たくさんのミリオンセラーを生み出しているのだろう。

7月27日(月)

 7時に出社。コロナ感染者はどんどん増えるも電車は空かず。

 先週は連休だったため、ろくに仕事が進まず、本日一気に集中して取り組む......も人間には限界があり、突破できる限界は限界でなく、私の目の前に立ち塞がるのは真の限界であり、真の限界は突破できず、疲労困憊となって5時にあがる。上野駅まで歩いてしばし不忍池で頭を冷やす。

7月22日(水)

 夜、埼スタへ。

 コロナ感染拡大の中断から5000人以下開催によるホーム2戦目。全席指定となりチケット代はいつもの倍の4000円となっている。



 前回の鹿島戦では、取ったチケットが指笛&椅子叩き軍団のど真ん中という暴走族の集会に巻き込まれたリーマン状態になってしまい、試合よりも目の前で吹かれる指笛とともに吹き出される飛沫をフェイントで交わすことに終始することになり、過去おそらく800試合を越えるスタジアムサッカー観戦史上最悪の日なってしまったので、今回は初めて埼スタ南側ゴール裏のチケットを取ったのだった。

 そこでは椅子は叩くものではなく座るものとしてすべての人が認識しており、この日は安心してサッカーに集中できる、いやこれまた初めて前段の席をとったためサッカーに集中していないとボールが蹴り込まれてきて試合に参加していないのにヘディングせねばならない事態になるという緊張感の中で過ごすことになるのだった。

 実際にひとつ離れたブロックに座るおじさんが、ウォーミングアップ中にスマホをいじっていたところ、柏レイソルの江坂の蹴ったボールが飛び込んできて手にしていたスマホが吹っ飛んでいたのであった。



 だから眉間にシワを寄せ、ボールの行方を追っていたのだけど、試合途中から指笛と椅子叩きを禁止されやることのなくなった一部来場者が、これまた禁止されているチャントのリズムの手拍子をはじめ、そうするとそれを囲むスタジアムの99%のファン・サポーターが、こちらは認められている拍手で手拍子の音をかき消すという謎の戦いが始まり、私も必死になって拍手しているうちに浦和レッズは柏レイソルに4点取られ、まさかの大敗北を期していたのであった。

 まさしくこれが、偉大なるイビチャ・オシムが言っていた「浦和の敵は浦和」ということなのだろうか。

 帰りに売店で、スタジアム専用ノイズキャンセリングイヤフォン(ヤジラー及び指示ラーも対応)が売っていないか探そうと思ったのだけれど、そもそもコロナの影響で売店はやってないのであった。

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7月21日(火)

  • 思うことから、すべては始まる
  • 『思うことから、すべては始まる』
    植木宣隆
    サンマーク出版
    1,820円(税込)
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『マルジナリアでつかまえて』の見本を持って飯田橋のトーハンさんへ。他の取次店さん同様、郵送でもよかったらしい。出版営業という職に付いておよそ30年。まさか見本出しという仕事がこうしてなくなるとは思いもしなかった。市ヶ谷の地方小出版流通センターさんにも伺い,Kさんとしばしお話、会社に戻る。

 昼、電話にて9月に緊急出版することになった書籍の打ち合わせ。その後、10月刊行予定の書籍のゲラが著者から戻ってきたのでこちらも電話でお話。またまたその後はS出版社Tさんが来社されたので、コロナ禍でいかに本を売るか情報交換し、まだまだやれることはたくさんあると再認識する。

 そうして直近25年でミリオンセラーを8本も出している(そのうち『脳内革命』はクアドルプルミリオン(400万部突破!!))サンマーク出版の社長が書いた『思うことから、すべては始まる』を藁にもすがる思いで購入。10分の1、いや100分の1でもいいからあやかりたいところ。

 本日は趣向を変えて、王子駅まで歩いて帰る。そもそもは田端を目指して、白山通りから本駒込、動坂下と歩いていたものの田端駅を目前にして物足りず、手前を左折、上中里を通って本郷通りから王子駅へ。所要時間はおよそ1時間45分、8キロほどの道のりか。次の目標は歩いて都内脱出とする。

 土用の丑の日とのことで、スーパーで買ってきたうなぎを食べて就寝。

7月20日(月)

  • 肉とすっぽん 日本ソウルミート紀行
  • 『肉とすっぽん 日本ソウルミート紀行』
    平松 洋子
    文藝春秋
    1,650円(税込)
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  • 沖縄から貧困がなくならない本当の理由 (光文社新書)
  • 『沖縄から貧困がなくならない本当の理由 (光文社新書)』
    樋口 耕太郎
    光文社
    990円(税込)
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 7時に出社。7時に出社するとなると5時台に電車に乗っているのだけど、意外とこれが混んでおり、コロナ禍での時差通勤は私同様多くの人が前倒し傾向にあるようだ。京浜東北線は赤羽で多くの人が降りるのでそこからは空いている。

 本日は事務の浜田も出社し2人体制で、今月の新刊『マルジナリアでつかまえて』の初回注文〆作業に勤しむ。

 昼食は丸香のきつねうどんと蛸ちくわ天。絶品とはこのこと。

 三省堂書店さんで平松洋子さんの新刊『肉とすっぽん』(文藝春秋)と
高野秀行さんが絶賛されていた『沖縄から貧困がなくならない本当の理由』樋口耕太郎(光文社新書)を購入。

 午後、製本所から『マルジナリアでつかまえて』の見本が届く。それに合わせて担当編集の高野もやってきて、しばし誇らしげに本を眺めている。その様子こそが本を売る原動力。

 5時退社。最近は神保町から西日暮里でなく谷中銀座を通って日暮里まで歩いているのだけれど、途中千駄木の往来堂書店さんにフェア分の請求書を届ける。

7月13日(月)

 今週からまた一日一人の出社体制となったので、午前中は自宅で仕事。各所とメールでやりとりしつつ、北上次郎さんとZoomをつなげて「北上ラジオ」を収録。内澤旬子さんと電話で明後日のラジオ出演の打ち合わせなど。

 午後、営業にでかける。

 テレワークというのは、時間的肉体的疲労がなく、あまり仕事した気にならないのだけれど、一日を振り返ればかなり話題になるであろう単行本が突如決まっていたりして、成果をあげているのだった。"仕事した気"というのをどうもつかということなんだろう。だいぶ脱皮しつつある。

 某所に原稿送信。ペンネームというものが必要になり、慌てて大好きな小説の登場人物からひねり出す。圧倒的他人感にちょっと笑う。

 古書しかなく、ネットで注文していた矢口高雄『ボクの手塚治虫』(毎日新聞社)が届いたのでさっそく読む。本と本屋さんを求める田舎の少年の姿に涙す。やはり町には"絶対"本屋さんが必要なのだ。

7月10日(金)

 7時に出社。早朝に出社する人が増えているのか電車はそれなりに混んでいる。

 東京都のコロナ感染者が増えているので、来週からはまた一日一人の出社体制に戻すことに。狭い会社なので致し方なし。というわけで、各自、テレワークに備え、パソコンやら資料やらを持ち帰る。

 そんな中、『本の雑誌の坪内祐三』の重版ができあがってくる。どうしてもっと早くこの本を作らなかったんだろうという後悔は、おそらく今後一生していくことになるだろう。

7月9日(木)

 部活を終えて帰ってきた息子がシャワーを浴び、髪の毛から水をポタポタ落としながらリビングにやってくる。

「父ちゃん、小遣いくれよ。約束しただろ」

 実はこれまで息子どころか娘にも月の決まったお小遣いというのをあげたことがなかった。なし崩しにしてこの世に小遣いというものがあることを教えずにきたのだ。

 しかしさすがに高校男子。2時間目の休み時間に弁当を平らげ、昼飯には学食に行って大盛りの大盛りのカツカレー550円を食べ、帰りにコンビニに寄って肉まんを食べたりするだろう。

 というわけでさすがに親心が湧き上がり、息子の高校入学が決まったとき、月に1万円お小遣いをやろうと宣言していたのだ。

 ところが息子の高校入学はコロナ感染拡大により延びてしまった。本来であれば桜咲く4月に親子揃って学校に出向き、校門の前で無精髭生え出した高校一年生と記念撮影して祝うはずだったのに、入学式も延期、5月になっても学校は始まらず、ついにやっと6月から分散登校というのが始まる次第であった。

 その間も息子は毎月月初になるとニタニタと近寄ってきて右手を差し、「父ちゃん小遣いくれよ」と、まるでカツアゲかのようにしつこく執拗ににじり寄ってきたのである。

 息子の身長はこの春で170センチを越え、我が家初の天空を眺められる人間となっていた。サッカーで鍛えた両腿や胸板は私の2倍はあるだろう。殴り合ったら一撃で床にへばりつかされること必至。ここは中学生のときに春日部のゲームセンターのトイレで脅されどうにかかわしたように、ジャンプしてお金を持っていないことを証明し、それでもダメなときは、学校が始まっていないから小遣いを渡す義務はないときっぱり拒み、七帝柔道に持ち込んで、どうにか支払いを拒んできたのである。

 だが、しかし。7月からは学校も始まり、部活も正式入部とあいなった。これでさすがに小遣いなしでは厳しかろう。ここはひとつ約束を守って小遣いを渡してやりたい。

 しかししかし、厳しいのは父親である私も一緒なのだ。君の父親である私だって毎月お小遣い3万円で、"人はパンのみにて生くるにあらず"と日々つぶやきながら本を買って生きているのだ。しかも今月からはそこから浦和レッズのチケット代やグッズ代も捻出せねばならぬのだ。それが君に1万円を渡したらかわいそうな父親の手元に残るのはなんと2万円。49歳にして2万円。大学生の娘のバイト代が月6万円。しかもなぜかそれは娘の丸取り。勤続年数でなく成果主義が導入され、家庭内でも格差社会は広がるばかりだ。

 それにしてもどうして息子の小遣いが私の小遣いから支払われることになるのかよくわからない。親亀の背中に子亀を乗せて、子亀の背中に孫亀乗せて、とやっているとたしか皆こけるのではなかったか。

 どんなに考えたってよくわからないのだが、よくわからないことを正すことが世界平和につながるかというと、それはこれまでの歴史が証明しているだろう。私がここで妻に問いたださないことで、息子はいつか「人生で大事なことはすべて父親のおよび腰から教わった」とヒーローインタビューで答える日がやってくるはずた。

 とりあえず息子に何にお金を使うのか聞いてみる。

「あのさ、学校に行っているとペットボトルの水を毎日4本買うんだよ」
「4本?」
「そう、4本くらい毎日飲むんだよ」

 ペットボトル4本といえば500ミリ×4本で2リットルだ。2リットルの水は痛風患者が一日の飲むべき水分量ではないか。

「お前、いつの間にか痛風になったのか?」
「はあ? おれ、父ちゃんみたいに痛風じゃねえし。とにかく早く小遣いくれよ」

 息子に1万円渡したあとの私の財布は定規で測れないくらい薄くなってしまった。とりあえず明日から水を飲んで暮らそう。もちろん水道水である。


7月8日(木)

 朝日新聞の三八広告出稿。今回は5月刊行の『ユーカリの木の蔭で』と6月刊行の『本の雑誌の坪内祐三』の2本立て。

 コロナ禍でなかなかふらりと本屋さんに行けず、またぶらぶらと店内を徘徊するのも憚られるような状況なので、この本を買おうと決め打ちしてもらうべく、本の情報を届けるのがより大事なのではと考えているところ。

「本の雑誌」8月号、本日取次店さん搬入。神保町の三省堂書店さんと駒込のBOOKS青いカバさんに直納。

 会社に戻ると編集の高野が、7月の新刊『マルジナリアでつかまえて 書かずば読めぬの巻』の口絵の色校を見せてくる。いやはや素敵なカラーページが32ページもつくらしい。しかもカバーは活版印刷というではないか。本である必要のある本づくりに邁進している様子が素晴らしい。

 午後、宮田珠己さんが新刊『ニッポン脱力神さま図鑑』のプロモーションでラジオ出演した帰りに廣済堂出版のテレメンコ女史とともにやってくる。一緒にお茶へ。

 のんきな顔してケーキでも食そうかと思っていたら、何やら今後の執筆の方向性について激論を交わす展開に。

 帰宅後DAZNにて、J1リーグ第3節、浦和レッズ対ベガルタ仙台戦を観る。無観客のJリーグ、もっとふわっと試合に臨んでしまい、くだらぬ失点が増えるのではと危惧していたのだけれど、先日の横浜Fマリノス戦といい、キックオフから激しくボールを追い、ピンチには身体を投げ出し、1対1では勇気を持って仕掛け、それぞれの選手が指示を出し合っているので、非常に胸が熱くなる。

 これが昨年末、スポーツダイレクターに就任した土田尚史が掲げる『浦和のために最後まで走り、闘い、貫く』ということならば、私は一生懸命応援したい。

 試合は、"小さなワシントン"のようなレオナルドと"浦和のエース"興梠慎三のスーパーストライカー2人がゴールを決め、2対1で勝利。気づけば無敗。なんだかいいチームになってきている予感に心震わせながら就寝。

7月7日(火)

 7時出社。先週よりコロナ感染者がまた増えているので、全従業員6名に出社回数を減らすよう通達。電車は70%くらいの混みよう。

 定期購読者様向けの「本の雑誌」8月号が届いたので、事務の浜田、助っ人2名(鈴木、尾田)とともにツメツメハリハリ作業に勤しむ。思い起こせば5月号ができた4月からすでに3ヶ月もこのような自粛体制で仕事をしているのであった。

 夕方、御茶ノ水の丸善さんを訪問。8月号で「小野寺史宜の10冊」を執筆いただいた沢田史郎さんに一足早く「本の雑誌」をお届けす。「杉江さん、全然日記更新しないから心配してたんだよ」と言われ、日々日記を記すことを決意す。沢田さんが作り、店頭で配布している「最近読んだ本」vol.4(2020年7月)を手にする。

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 御茶ノ水から上野まで歩く。その道すがらに以前神保町にあり足繁く通っていた八重山そばの「みやら製麺」がある知り、慌てて地図で調べ覗いてみる、も、残念無念、休業の張り紙がされていた。Twitterで調べるとどうやら水道の修理をしているらしい。早くまた食べたい。

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 上野駅にある明正堂書店さんを覗いてから帰宅。すっかりノムさんブームが続いているので、古本で購入した『球界に咲いた月見草 野村克也物語』長沼石根(朝日文庫)を読みながら就寝。

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