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11月15日(月)

  • ドードーをめぐる堂々めぐり――正保四年に消えた絶滅鳥を追って
  • 『ドードーをめぐる堂々めぐり――正保四年に消えた絶滅鳥を追って』
    川端 裕人
    岩波書店
    2,970円(税込)
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  • ニホンカワウソは生きている
  • 『ニホンカワウソは生きている』
    宗像 充
    (株)旬報社
    1,760円(税込)
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  • 絶滅魚クニマスの発見: 私たちは「この種」から何を学ぶか (新潮選書)
  • 『絶滅魚クニマスの発見: 私たちは「この種」から何を学ぶか (新潮選書)』
    中坊 徹次
    新潮社
    1,870円(税込)
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 9時に出社。電車はもはやコロナ前と変わらぬ混雑ぶりで、テレワークも夢のあと。これでまた第6派になるとみんな家に籠もるのだろうか。雨季と乾季があるように、これからの世界はコロナ季と非コロナ季の中で暮らしていくことになるのだろうか。

 朝イチで暗黒世界に引きずり込むようなメールが届き、どす黒い思いを抱えていると、遅れて出社してきた事務の浜田から、金曜日に私がテレワークにしたことを烈火のごとく叱られる。

「杉江さんがいないとせっかくヤクルトが勝ったのにクライマックスシリーズの話ができないじゃないですかっ!」

 というわけで溜まっていたヤクルトの話を1時間ほど伺う。

 今月の新刊2点(『頁をめくる音で息をする』と『古本屋的!』)の初回注文の締め作業をする。間違えては大変なので慎重に慎重を重ねる。これ、いったい同日何点も新刊を出している出版社の人はどうやって締めているのだろうか。

 無事新刊の締め作業を終え、どす黒い思いを抱えつつ、外に飛びたつ。

 この週末で、

『ドードーをめぐる堂々めぐり』川端裕人(岩波書店)
『ニホンカワウソは生きている』宗像充(旬報社)
『絶滅魚クニマスの発見』中坊徹次(新潮選書)

 を読了したのだけれど、かつていたことを証明するのも(ドードー)、今いることを証明するのも(ニホンカワウソ)、そして見つけたものがその種であると確定するのも(クニマス)、本当に大変なんだと思った。

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