3月26日(土)
5時起床。若干肌寒くウインドブレーカーを着て、ランニング。見沼代用代水東縁の桜並木はまだ一分咲き程度。15キロラン。
シャワーを浴びて、朝食。新聞の書評欄を読んだ後、娘をアルバイトに送っていく。その後買い物へ。いつもどおりの角上魚類とヤオフジ。ついでに自宅に保管しておいたお米を30キロ精米する。これで昨秋買い求めた30キロ×8袋=240キロのお米を消費してしまった。
その大半が高校2年生の息子の胃袋に消えたわけで、本日も800グラムのご飯をつめた弁当を部活に持っていったのだった。食欲だけなら240人いる部員のトップらしく、顧問の先生も目を丸くして褒め称えてくれるそうなのだが、サッカーでトップチームに入ることはないらしい。
午後、昨日買ってきた佐野元春『ザ・ソングライターズ』(スイッチパブリッシング)を読み進む。
「本になってくれええ」と切に願い続けていたNHKの番組の待望の書籍化で、なんと866ページには、小田和正、さだまさし、松本隆、スガシカオ、矢野顕子、Kj、桜井和寿、後藤正文、鈴木慶一、岸田繁、RHYMESTER、山口一郎、山口隆、KREVA、曽我部恵一、トータス松本、キリンジ、七尾旅人、中村一義、大木伸夫、星野源、山崎まさよし、なかにし礼とそうそうたるメンバーに加え、スペシャル収録として大瀧詠一も掲載されているのだ。
その国語辞典ほどの厚みがある本を、一語一語噛みしめ飲み込むように読んでいく。佐野元春と24人のアーティストの真摯で真剣な対話。それぞれの「ソングライティング」の秘密に胸が踊る。そして自分の才能なさ、ショボさに呆れるも、なにかしら胸のうちで熾火に炎が舞うような気持ちにもなる。