9月6日(火)
iPhoneの時計にフランクフルトの時刻を追加する。そこに表示される7時間ずれた時刻が、娘が過ごす世界なのだった。遠い空の下で娘ががんばって暮らしているというのも、なかなかいいものだ。自分も娘に負けずがんばって生きようと思う。
9時半に出社。企画会議。進行の松村がポツリと漏らした一言により、2月号の特集まで決まってしまうというなかなかエキサイティングな展開となる。大切なのは会議よりも雑談。
丸善丸の内本店さんに追加注文をいただいた『早稲田古本劇場』を直納。
その後、100数社が加盟する梓会という出版団体の事務所へ赴き、9月末に行われる講義の打ち合わせ。ブックイベントについて、ブックマーケットを取り仕切るアノニマスタジオの安西さんとお話するのだった。
夜、昼である娘から続々とLINEが届く。切符が買えないとか列車を間違えたとか(途中行き先に寄って車両が切り離されるだけだった)、駅に階段しかなくて荷物を持ち上げるのに苦労したとか、紆余曲折ありながらも無事大学のあるハイデルベルクに到着したとのこと。これでひと安心。