9月16日(金)
リニューアルオープンした西荻窪の今野書店さんへ。地下1階にあったコミックが1階にあがり、すべてがワンフロアで済む無駄なく回遊楽しい本屋さんに様変わり。お客さんいっぱいで活気がすごい。
三鷹に移動し、こちらはオープンしたばかりの本屋、UNITEさん初訪問。板張りの床と棚が美しく、並べられている本が、崇高なものに見えてくる。アパレルではよくあるけれど、ここではもっと本の値段が高くても購入されるのではなかろうか。
どんどんと増えていくいわゆる"独立系書店"。それはお店ができればできるほど、いわゆる通常流通の本屋さんと同じ"本屋"でありながら、なんだかどんどん距離が離れていくように思われる。
版元である私から見ていると、いわゆる通常流通の本屋さんが新幹線で、独立系書店さんは、各駅に停まる鈍行列車のよう。自分たちが作っている本が果たしてどちらの乗客になるのかしっかり考えねばならない。
母親から電話が入る。
父親をショートステイで預けていた介護施設がクラスタとなり、父親が高熱を出し救急車で運ばれたというではないか。のちにそれはコロナ陽性と診察され即入院となるのだが、いやはや踏んだり蹴ったりというか、折れたり罹ったりで、7月から悪い流れが続く。