9月17日(土)
実家に車を走らせ、母親を乗せ、父親の入院手続き。当然ながらコロナ感染により面会はならず、受付で荷物を預けて帰宅。
ビールを買ってきて、昼から飲む。
人は必ず死ぬ。
自分はできるかぎり面白い本と楽しい雑誌を作り続け、できるかぎりたくさん売る努力を重ねていきたい。それが僕の生きるということ。
山本高樹『旅は旨くて、時々苦い』(産業編集センター)読了。旅で味わってきた食べのものとそこですれ違った人々の記憶が綴られている。シシカワブやタコス、ザムザム・コーラなど世界各地の食事にありつくと口の中によだれがじわっと広がり、佇む雑踏や移動するバスからの風景をまるで自分が目にしているかのように思える文章が素晴らしい。絶品の紀行随筆。