9月19日(火)偏食のはなし
三連休、全部仕事だったものの、元気よく出社。昨日のスッキリ隊出動で、3階からの階段登り降り30往復が、疲労回復に功を奏したようだ。疲れた時こそさらに身体を動かすのが重要。
午前中はデスクワーク。22日搬入の『本の雑誌の目黒考二・北上次郎・藤代三郎』の部数を取次店さんに確認し、配本表を製本所にメール添付。
午後は営業。初めての書店員さんにご挨拶。
夜は古書現世の向井さんに誘われ、飲み会へ。
そこには超憧れの作家さんもいらしていたのだけれど酒が進むにつれ、わが偏食話が俎上あがり、まあ飲み会のネタとしては誰も傷付かず、また沈黙も作らぬ鉄板ネタとして盛り上がるのはいいのだけれど、杉江=偏食として、こうして憧れの作家さんにインプットされてしまうのは52歳にもなって情けない。
そして私の偏食話は相手の眉間の皺が寄るタイミングが決まっており、「生魚が食べられないのでお寿司はNGなんですよ」と話すと、「いくらは?」「ウニは?」「サーモンは?」などと個別に食べられるか食べられないかの質問が飛び交い、そのすべてが食べられないと答えると、必ず「じゃあ、カッパ巻き食べてるしかないね」と言われるのだが、実はこの世で生魚以上に口に入れられないのがキュウリなのだった。今夜は向井さんの眉間に深い皺が刻まれた。
私がお寿司屋さんで食べられるのは、「玉子」と「あなご」。「ご」の付くものと覚えていただくと、眉間に皺が寄らずに済むと思う。