2月22日(木)100冊も1000冊も1万冊も一冊から
寒い。強烈に寒い。数日前は20度あったと思うのだが、あの20度はどこに行ってしまったんだろうか。しかも今日も氷雨。
昨日途中まで作ったパネルをちまちま修正していく。デスクワークというのはまず手を動かすこと。動かしているうちに徐々にやる気が滲み出てきて、答えが見えてくる。手を動かさないでうだうだ考えていると考えているだけで1日が過ぎ去ってしまう。
昼に出来上がったので刷り出して、貼りパネくんに貼っていく。こんなの作って意味あるのかと考えてはいけない。絶対あると信じることが大事。一冊でも売れたらそれは成功と思え。100冊も1000冊も1万冊も一冊から始まるのだ。
傘をさして営業。売れるものがたくさんあるのにお店は空いていてちょっと残念。
夜、本を買って帰る。
本というのはすごい。まず、本屋さんに入っただけで森にいるかのように癒される。本を選ぼうと棚を見るとアドレナリンだかなんだかの脳内物質が出始め。そしてずらりと並んだ本を見つめていると自己と会話をはじめ、なにやら坐禅しているかのような境地を迎える。さらにこれだという本を見つけレジに行きお金を払い自らのものにした瞬間激しいエクスタシーに襲われる。
もはや本を買っただけで、定価以上の何かを得ているのだ。これをやめるわけにはいかない。というわけで本を購入する。
田丸雄己『スカウト目線の現代サッカー事情 イングランドで見た「ダイヤの原石」の探し方』(光文社新書)
NHKメルトダウン取材班『福島第一原発事故の「真実」 ドキュメント編』 (講談社文庫)
NHKメルトダウン取材班『福島第一原発事故の「真実」 検証編』 (講談社文庫)
講談社文庫についているビニールパックをレジの書店員さんがなかなか外せず、しまいには本のうねうね歪ませだしたのには思わず声をかけそうになった。このビニールパック、なかも確かめられないし、ゴミは増えるし、こうしてレジで書店員さんに手間をかけているわけで、そろそろやめてもいいんじゃなかろか。