3月12日(火)2024サッカー本大賞最有力
雨。午前中、春日部市役所に行き、母親の障害者手当を申請するための診断書をもらいにいく。
先々週手当の基準が書かれたパンフレットをもらいに来、その基準に該当するとお医者さんの許しを得て今日は診断書をもらい来、それを今度病院で書いてもらったら改めて申請に来るという三度手間。心を鎮めるために深呼吸を繰り返す。
午後は自宅でテレワーク。
夜、読み出した田丸雄己『スカウト目線の現代サッカー事情 イングランドで見た「ダイヤの原石」の探し方』(光文社新書)があまりに面白く、夢中になる。
ストークシティとマザーウェルでスカウトとして活躍している日本人(!)が綴る選手発掘と獲得の仕組みがすごいのだ。
最前線のイングランドでは選手のパスやシュートや1対1などのプレーの質が、事細かにデータ化されていること自体にまず驚くのだけれど、さらに緻密なデータがとれるようにシステムが開発されているらしく、二度びっくり。
そのデータを利用しながら、では実際のスカウトはどのようなことをし、選手を見極めているのか、あるいはイングランドのサッカーの人材確保と創出は今どうなっているのか、がとてもリアルに詳細に綴られており、サッカーの母国ではこんなにすごいことになっているのか、三度目の驚きを感じつつ、未知なるものを教えてもらえる読書の喜びにあふれ、ドキドキワクワクが止まらない。
これは2024年サッカー本大賞最有力。