3月14日(木)21年の奇蹟
日の出が早くなったので、朝ラン5キロ。最近は短距離も取り入れて、ラスト500メートルは電信柱の間をダッシュを繰り返す。ぱんぱんに張った筋肉の疲労が心地よく、汗とともにストレスも流れ落ちていく。
午前中、本屋大賞の発表会が近づいてきたので、オンラインでミーティング。コロナ禍を経て、オンラインでミーティングできるようになったおかげで、実行委員も全国に広がり、大変ありがたい。それぞれ地域によっての状況も踏まえて話し合えるようになった。
それにしても本当にこんなこと(本屋大賞)が、21年も続いていることは奇蹟以外のなにものでもない。
気苦労絶えず、毎年なにかしらのトラブルや問題が起こり、その度に頭と心を痛め、しかもどれだけ心労を重ねてもボランティアで、それでもこうして続けているのは、本が好きで、なにより本を売るのが好きだからに他ならない。
いっときならまだしも、そういう想いを21年継続して持ち続けられているのは、やっぱり奇蹟としかいいようがない。
午後、デザイナーの松本さんと打ち合わせ。初夏刊行予定の坪内祐三さんの本の組版及び装丁のアイデアを出していく。非常に楽しい時間。