8月16日(金)台風7号
関東に接近すると予想された台風7号により、東海道新幹線は終日運休となり、東西線なども計画運休が実施されたりしていたのだけれど、武蔵野線は平常運転。さすが最近は「風に強い武蔵野線」を売りにしているだけのことはある。
そのおかげで通常通りに出勤。浜田もすでに出勤しており、本日の出勤者はわれら営業部2人のみ。経理の小林は夏休みで、編集の松村と近藤は台風を見越して自宅作業なのだった。
営業もわざわざ来なくてもいいだろうと思われるかもしれないが、書店が開いてるなら会社に行くのが営業の勤めである。
時折雨がぱらつく中デスクワークをしていると、先日東京新聞で紹介いただいた坪内祐三『日記から』の客注の電話がポツポツ鳴る。
もしこの電話を受けられなかったら、書店さんは目の前にお客様がいる(として)にも関わらず、搬入日はもちろんのこと在庫も不確定で、翌月曜日まで宙ぶらりんの状態になってしまうのだ。
コロナ禍の時も思ったけれど、営業にとって一本の客注電話をとることはなによりも大切なことなのだ。
というわけで2時まで電話当番をして、あとは浜田に任せ帰宅。結局、台風7号はだいぶ東に逸れ、雨風ともにたいしたことなく武蔵野線も止まらずにすんだ。息子が新潟に帰る。