9月6日(金)説明会
朝8時半からのオンラインでの座談会の収録を終えた後、出社。秋が来たかと思ったら今日は34度を激暑に舞い戻り、汗が噴き出すのだった。
デスクワークをしながら1時開始のオンライン会議を待っていると、事務の浜田がその会議は昨日開催で、すでに終わっているという。は? なんのこっちゃ? とメールを確認すると、確かに5日13時スタートと書いてあった。痛恨。
ぼう然自失となりながら、さらに14時半から始まる日販のBookEntry新機能説明会というのを待っていると、こちらはきちんと14時半に始まり一安心。
しかしいくら説明を聞いても理解できず。いや、書店さんが事前注文できるというシステムはわかったのだけれど、われわれ出版社がどんなデータを作って新刊時に提出したらいいのかさっぱりわからないのだった。
10月半ばからこのシステムに移行されるとかで、ならば質問して理解を深めなければと思ったところ、「説明に45分もかかってしまったので、質問はアンケートフォームからお願いします」と足早にオンライン上から消えていってしまった。
ええええ、マジか?! そんなことあるのか?! ならば仕方ない、アンケートフォームから質問しようと思ったところ、なんと今度はそのアンケートフォームがどこにあるのかわからないのだった。無惨。
取次2社でそれぞれバラバラにシステムを開発されると、版元の新刊時にやることのフローが異なってしまうわけで、それは非常に面倒なのだった。できることなら物流の協業以上に、システムの協業をしてほしかった。窓口で短冊を渡していた時代がどれだけ楽ちんだったことか......。営業のやることがどんどん増えているのだ。
そしてこの新システムを使って書店さんから注文を受け付けるには、早めに新刊告知が必要らしく、JPROの情報解禁日を早めに設定しなければならないのだ。
ところがこの情報解禁日というのは、その日を迎えるとAmazonやらその他のネット書店や書店に情報が配信されてしまい、そうなるとその後、定価の変更があったりするとなかなか面倒なことになるのだ。
だからなるべくもう変更のない確定した段階を踏まえて情報解禁日を設定しているのだけれど、それだと書店さんからの注文は間に合わないようなのだ。
ならばこのJPROの情報解禁日に「業界内」と「業界外」の2つの設定ができるようにしてほしいのだが...。
来週あたりに神保町の出版社をうろつき、理解できないところを質問してこようと思う。これぞ、IT介護か。
湯島の「つる瀬」で、あんみつを買って帰る。