9月15日(日)カウントダウン
朝8時に母を起こすと、「あと12時間」と心のなかでつぶやく。母親は夜の8時に寝るので、あと12時間世話をしたら、ほぼ解放されたも同然なのだ。
昼飯を食べさせたら「あと一食」、相撲が終わる頃には「あと2時間」と、しょっちゅうカウントダウンしている。そんなに嫌なのかというとそこまで嫌ではないのだけれど、自由でないのは確かなのだった。
予想通り8時に母親が寝たので、やっと自分の部屋に戻り、先日、荻窪のTitleで購入した安田謙一『神戸、書いてどうなるのか』(ちくま文庫)を読む。海のない県に育ち、暮らす私は、横浜と神戸にとても憧れている。