10月2日(水)断捨離風雲録
朝6時起床。6キロラン。
高野秀行さんの新作『デラシャ 酒を主食とする民族』の装丁ラフが、カネコッチ(金子哲郎さん)から届く。高野さんに転送するとすぐに、「素晴らしい!」と高評価の感想が返ってくる。本作りというパズルのピースが、がっちりハマり出している気がする。
11月号で連載終了となる「断捨離風雲録」の単行本化の相談のため、編集の近藤と日下三蔵さんのお家に伺う。私は自宅及び書庫の蔵書の何度か訪問させていただいているのだけれど、近藤はまったくの初めてで、これから本を作るのに様子がわかるよう見学ツアーをしていただくのだった。
自宅も書庫も、床が見え、足の踏み場もちゃんとあり、体を横にすることなく最深部の本棚までたどり着けることに感動する。
連載原稿を読み解き、想像で間取り図を作ってきた近藤は、手元の図と実際の間取りがどう違っているか真剣に確認していた。
単行本化に向けてのアイディアも出し合い、書籍化が楽しみ。