10月4日(金)研究者
午前中、会議。今月から書籍の進行を新人ベテランの近藤が仕切ってくれることになり、とても助かる。
夜、高野秀行さんと新潟大学の砂野唯さんと曙橋のゴールデンバガンで食事。砂野さんは『酒を食べる エチオピアのデラシャを事例として』(昭和堂)の著者であり、デラシャや酒の研究者で、今回の高野さんの新刊ではいろいろとお世話になっているのだった。
砂野さんの研究の話が、ちょうど読んでいた伊与原新『藍を継ぐ海』(新潮社)の「夢化けの島』の主人公と重なる。こちらの久保は火成岩岩石学の研究者なのだが、砂野さん同様フィールドワークを中心に、「地道な研究を着実にやる」研究者なのだった。