12月2日(月)夢を語る
晩飯を食べながら、息子のインターンの様子を聞くのが楽しみになっている。
インターン先の先輩たちに可愛がられ、すっかり馴染んでいるようなのだった。今日は夢を訊かれ、「マネージャーになってシャーレを掲げることに決まってるじゃないですか」と答えたらしく、それを聞いた先輩から「最高だな!」と肩を抱かれたそうだ。
まもなく20歳になろとする男子がこんな素直に夢を語れることもなかなかないわけで、だからこそ可愛がられているのだろう。
そんな話を聞きながら思い出すのは、30年前にこの業界に入った時の自分の姿だ。
きっと私も息子のように無知で素直な青年だったのだ。だからこそ、書店員さんが可愛がってくれたのだろう。